4月8日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームは6日に行なわれた前節のアビスパ福岡戦で1-0と勝利を収め、リーグ戦5連勝を達成。首位に浮上して迎える10日のJ1第8節はカシマスタジアムで横浜F・マリノスと対戦する。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「成功体験がいい流れにつながっている」
前節はアウェーで価値のある勝ち点3を手にした。昨季のリーグ戦では2戦2敗と苦杯をなめさせられた福岡に完封勝利を収め、リーグ戦5連勝。今季の成績を6勝1敗とし、首位に躍り出た。
「逆転勝利であったり、少しずつ成功体験を増やしていけていることがいい流れにつながっていると思います。失点してもはね返せるし、この前の試合(福岡戦)は無失点に抑えて勝ち切ることができました。逆境をはね返すことは優勝するために必要なポイントの一つだというふうに、チームとしても認識しています」
そのように常本佳吾は好調なチーム状況について言葉にする。4月17日のJ1第9節名古屋戦まで続く中2日、中3日での連戦のなか、次節は10日にホームで横浜FMと対戦する。
「F・マリノスは前線に速い選手が多いので、90分を通して常にいい準備をして戦うことが大事です。何本も仕掛けられるなかで一本でもやられたら意味がないので、最後まで集中力を切らさず、(相手に)対応していきたいと思います」
リーグ戦6連勝を果たし、首位の座を守るため、深紅の背番号32が攻守に存在感を放つ。