6月26日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。ベガルタ仙台戦、大分トリニータ戦と2戦連続ドローに終わっており、中断前の川崎フロンターレ戦も含めるとリーグ戦3戦未勝利。北海道コンサドーレ札幌は勝利をつかみたい一戦だ。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「自分たちの時間をどれくらい増やせるか」

 思うように勝ち点を積み上げられない戦いが続いている。リーグ戦の中断期間が明けた6月20日のJ1第18節仙台戦は1-1の引き分けに終わり、23日の第19節大分戦はスコアレスドロー。中断前の第17節川崎F戦(1-2)を含めると、直近のリーグ戦3試合でわずか勝ち点2しか挙げられていない。

 ただ、前節の大分戦に関しては、「ドローではありましたが、すべてが悪かったわけではない」と相馬直樹監督は振り返る。「大分は守備にエネルギーを使ってきた」と相手の強固な守備を称えつつ、「(鹿島は)前向きなエネルギーを出せていたのだから、それを得点につなげるためにはもうひと工夫だったり、クオリティーも必要だった」とチームのさらなるパフォーマンス向上の必要性を説く。

 次の相手となる札幌については、「特に守備の部分が、ここまでの相手とはまた違う相手」と指揮官は表現する。ルヴァンカップを含めると今季4度目の対戦。「自分たちの時間をどれくらい増やせるか」と勝利へのポイントを挙げ、「球際などで激しいゲームになるだろうし、(選手同士がボールをめぐって)ぶつかる一本目のところであったり、ルーズボールのところで、ゲームの流れはできてくるのかなと思っています」と、局面での戦いの重要性を強調した。

 27日に行なわれる第20節札幌戦は、リーグ戦4試合ぶりの勝ち点3を獲得するためにも、ホームで是が非でも勝利を収めたい一戦となる。


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