上写真=オーストリア戦の38分に先制点を決めたメッシ。W杯通算最多の17得点目となった(写真◎Getty Images)
出場28試合目で17得点目
メッシが偉業を達成した。38分に左からのクロスを左足でゴール左に決めて先制点。得意の形でネットを揺らすと、力強く右こぶしを振り上げながら雄たけびを上げた。
アルゼンチンは立ち上がりの4分、エリア内でラウタロ・マルティネスが倒され、主審のオンフィールドレビューの末にPKを獲得。9分にメッシがPKを蹴るも、ゴール右に外してチャンスを逃していたが、再びめぐってきたチャンスを逃さなかった。
2006年ドイツ大会のグループステージ第2戦、セルビア・モンテネグロ戦に途中出場して18歳でW杯デビューを果たしたメッシは、この試合でW杯初得点も記録。同大会を1得点で終えると、無得点だった2010年南アフリカ大会を挟み、2014年ブラジル大会で4得点、2018年ロシア大会で1得点、悲願の優勝を成し遂げた前回の2022年カタール大会では7得点を決めた。
通算13得点で迎えた今大会の初戦、アルジェリア戦でハットトリックを達成。ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)が持つ通算最多16得点に並ぶと、W杯通算28試合目の出場となったこの日、歴史を塗り替えた。6月24日に39歳となる大ベテランが、衰え知らずの力を見せつけて連覇を目指すチームを引っ張っている。
ちなみに今大会に出場している選手では、フランス代表FWキリアン・エムバペが14得点(2018年大会=4得点、2022大会=8得点、今大会=2得点、出場15試合)、イングランド代表FWハリー・ケインが10得点(2018年大会=6得点、2022年大会=2得点、今大会2得点、出場12試合)で上位に名を連ねている。今大会の優勝争いとともに、これらストライカーの記録がどこまで伸びていくかも注目だ。
