上写真=W杯通算最多となる17得点を決めたメッシが右こぶしを握り締める。偉大な記録を打ち立てた(写真◎JMPA毛受亮介)
■2026年6月22日 北中米ワールドカップ・グループステージJ組第2節(ダラス)
アルゼンチン 2-0 オーストリア
得点=(ア)メッシ2
PK失敗も次のチャンスを生かす
アルゼンチンは立ち上がりの4分、エリア内への縦パスに反応したラウタロ・マルティネスが、オーストリアのDF2人のタックルに挟まれる形で倒れる。VARの介入からオンフィールドレビューの末にエジプトのアミン・モハメド主審はPKと判定。メッシがキッカーを務めたが、ゴール右に外して先制点とはならなかった。
だが38分、次のチャンスを逃さなかった。左からのクロスをアルマダがスルー、後方にいたメッシが左足のダイレクトでゴール左に決めて、W杯通算最多となる17得点目で均衡を破る。前回大会のラウンド16・オーストラリア戦からW杯6試合連続となるゴールで均衡を破った。
くしくも現地時間6月22日は、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナが1986年メキシコ大会準々決勝のイングランド戦で、語り継がれる『神の手』ゴールと5人抜きゴールを決めた日。それから40年、同じアルゼンチンの英雄が新たな伝説を作った。
何とか反撃したいオーストリアは後半、ザビッツァーのミドルシュートがゴールを襲う場面もあったが、追いつくには至らない。終盤は両チームが選手交代で動いたが、1点差のまま試合は推移した。
アルゼンチンは後半アディショナルタイムの90+5分、カウンターからメッシが追加点を奪ってW杯通算得点を18に伸ばし、2-0で勝利。3-0で勝ったアルジェリアとの初戦でハットトリックを達成したメッシが、今大会チーム全得点を挙げる活躍でチームを2連勝に導いた。
