上写真=難しい展開の中で着々とゴールを重ねたレアル。ベリンガムの先制点は大きかった(写真◎Getty Images)
■2025年6月22日 GS2節・H組(@バンク・オブ・アメリカS)
レアル・マドリード 3−1 パチューカ
得点:(レ)ジュード・ベリンガム、アルダ・ギュレル、フェデリコ・バルベルデ
(パ)エリアス・モンティエル
守護神クルトワが好守連発!
レアルにとっては予期せぬアクシデントだったに違いない。開始7分にアセンシオが退場処分となり、いきなり1人少ない状況で戦うことになった。当然、ゲームプランの変更を余儀なくされたが、GKティボー・クルトワの好守連発で、パチューカの猛攻を食い止めて見せる。
大きかったのは守護神の存在とともに、ベリンガムが先制点を決めたことだった。35分、左サイドをドリブルで突破したフランシスコ・ガルシアからの横パスを、後方から勢いよく走り込んだベリンガムが受けてそのままシュート。一人少ないことを感じさせない運動量と連動でネットを揺らした。
43分には左から右への大きな展開からダイレクトパスをつないで最後はアルダ・ギュレルがシュート。レアルが2点のリードを奪って後半に折り返した。
70分、ハイラインを突破したビニシウス・ジュニオールが左から中央のバルベルデへ展開。右にいたブラヒム・ディアスに渡して自らは裏に飛び出し、浮き球パスをつま先でプッシュしてゴール。レアルがリードをさらに広げた。
パチューカの反撃をモンティエルの1点(80分)におさえたレアルはそのまま3−1で快勝。波乱の幕開けとなりながらもきっちり勝ち点3を獲得した。
