FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節が行われ、グループHのレアル・マドリード(スペイン)とアル・ヒラル(サウジアラビア)が対戦した。ゴンサロ・ガルシアの得点でレアルが先制もアル・ヒラルがPKで追いつき、試合はドローに終わった。

上写真=レアルの猛攻を何度もストップしたアル・ヒラルのGKブヌ(写真◎Getty Images)

■2025年6月18日 GS1節・H組(@ハードロックS)
レアル・マドリード 1−1 アル・ヒラル
得点:(レ)ゴンサロ・ガルシア
   (ア)ルベン・ネベス

アル・ヒラルのGKブヌが好守連発

 大会前に就任したシャビ・アロンソ監督率いるレアル・マドリードの注目の初戦。前日に発熱したエンバペがベンチ外となるなど、万全ではなかったが、タレントには事欠かない。代わってスタメンを務めたゴンサロ・ガルシアが34分にネットを揺らす。ロドリゴが右から入れたグラウンダーのクロスを蹴り込み、先制に成功した。

 そのままレアルがゴールを重ねるかに思われたが、アル・ヒラルも力を示して見せる。41分、ボックス内でマルコス・レオナルドがアセンシオに倒され、PKを獲得。これをルベン・ネベスが沈めて同点に追いついた。

 レアル有利と見られた試合はしかし、アル・ヒラルの粘りで緊迫した勝負になっていく。後半開始早々、レアルが猛攻を仕掛けたが、GKヤシン・ブヌを中心に粘りの守りで失点は許さない。バルベルデのPKもこのアル・ヒラルの守護神が見事にストップし、結局、スコアは1−1のまま試合終了。

 チャンスは全体的にレアルの方が多かったが、アル・ヒラルも集中した守りでゴールを許さず、勝ち点1を分け合う結果となった。


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