上写真=3月8日の『自由すぎる女王の大祭典』のバナー。選手がデザインを考案し、着用している『レジーナ大祭典ハッピ』は来場者先着1万人にプレゼントされる(写真◎2025 S.FC)
スペシャル企画が盛りだくさん
2024-25シーズンのWEリーグは中断期間を経て3月第1週に再開し、レジーナは3月8日(土)14時からエディオンピースウイング広島で行なわれる後半ホーム開幕戦の第13節で、三菱重工浦和レッズレディースと対戦する。クラブは『自由すぎる女王の大祭典~今こそ集まれ! 1万人の仲間たちよ!~』と銘打ち、観客動員1万人を目指す準備を進めてきた。
レジーナは昨季WEリーグのホームゲームでリーグ最多の1試合平均2907人、シーズン最多の1試合6305人(最終節・セレッソ大阪ヤンマーレディース戦)を動員。それでも選手たちにはWEリーグとレジーナを、もっと多くの人々に知ってもらい、レジーナの試合に足を運んでほしいという強い思いがあり、今回のプロジェクトを始動することになった。
選手たちは試合当日のイベント・演出などを企画する『お祭り実行委員会』、地域の人々にレジーナの存在を知ってもらう活動を実施する『地域に根付く委員会』、プロジェクトの様子や選手の素顔などを公式TikTokを中心に発信し、レジーナの魅力を広める『サポーター共同委員会』の3グループに分かれ、アイディアを出し合いながら準備を進めてきた。当日は親子で楽しめるイベントやスポーツ体験、スペシャルゲストの来場、選手コラボグルメの販売など、普段にも増してスペシャルな企画が盛りだくさんとなっている。
昨年12月にWEリーグ・クラシエカップで連覇を達成したレジーナは、リーグ戦は前節終了時点で勝ち点21の4位。同27でリーグ3連覇を狙う2位・浦和を大観衆とともにホームで迎え撃ち、逆転優勝への足がかりとなる勝利を目指す。WEリーグのリーグ戦史上最多観客数は2021-22シーズンの第21節、東京・国立競技場で行なわれたINAC神戸-浦和戦の1万2330人で、記録の更新なるかも注目される。