UEFA EURO2024のグループステージ第3節が現地26日に行なわれ、シュツットガルトではグループEのウクライナとベルギーが対戦した。4チームが勝ち点3で並んでいたため、目の前の試合に勝てば、突破が決まる中、スコアレスドローで決着。他会場のスロバキア対ルーマニアも引き分けに終わり、4チームが勝ち点4で並んだが、得失点差によりベルギーが2位で突破、ウクライナは最下位で敗退が決まった。
上写真=ともに死力を尽くした試合はスコアレスドローで決着。ベルギーの突破、ウクライナの敗退が決まった(写真◎Getty Images)
■2024年6月26日 グループステージ第3節・E組(@シュツッットガルト)
ウクライナ 0−0 ベルギー
マリノフスキのシュートはあと一歩及ばず
勝てば、突破が決まるわかりやすい状況ながら、試合は0−0で進んだ。ベルギーはデ・ブライネを中心に攻撃の形を作り出し、前半から何度かシュートに持ち込んでみせる。だが、スコアは動かせず。
一方、ウクライナは終盤に攻勢に出て、ベルギーゴールを脅かした。右CKの場面でマリノフスキが意表を突き、直接狙ったシュートはゴールラインテクノロジーでギリギリだったとわかる一発だったが、あと一歩及ばず。試合は結局、スコアレスドローで決着した。
同時刻に行われていたスロバキア対ルーマニアが勝敗のつく結果だったら、得失点が「−2」のウクライナも勝ち点4で3位となり、グループステージ突破の可能性があったが、同一戦も引き分けで終わったために突破はならず。
4チームが1勝1分け1敗の勝ち点4で並んだものの、得失点差(総得点)でルーマニアが1位、ベルギーが2位、スロバキアが3位、そしてウクライナが4位となり、ベルギーは突破、ウクライナは敗退が決まった。
なお、2位突破のベルギーはラウンド16でフランスと対戦することが決定している(現地1日)。