大学女子の日本一を決める第31回全日本大学女子サッカー選手権大会(女子インカレ)の決勝が、1月6日に東京の味の素フィールド西が丘で行なわれた。ともに初の決勝進出となった東洋大と山梨学院大の対戦は、後半の決勝点で東洋大が1-0で勝ち、初優勝を果たしている。
上写真=初の決勝進出で頂点に立った東洋大の選手たちが日本一の笑顔!(写真◎森田将義)
FW北川が先制ゴール
全国各地区の24チームが集まって2022年12月24日に開幕した女子インカレは、1月4日までに準決勝を消化。1月6日の決勝では、ともに初の決勝進出となる東洋大(関東地区第1代表)と山梨学院大(関東地区第3代表)が、初優勝を懸けて激突した。
一進一退の攻防が続いた前半は両チーム無得点。後半は東洋大が徐々にゴールに迫るシーンを増やし、66分に先制点を奪う。左サイドから攻め込み、ゴール前でパスを受けたFW門脇真依がシュート。これは山梨学院大GK武田あすみのセーブに阻まれたが、こぼれ球を拾ったMF稲山美優が中央を見て冷静に折り返し、FW北川愛莉が蹴り込んで均衡を破った。
その後も追加点を狙う東洋大に対し、山梨学院大もセットプレーのチャンスなどで同点を狙うが、後半はシュートゼロに終わって反撃ならず。そのまま1-0で勝った東洋大が初の日本一に輝いた。