11月29日に行われたカタール・ワールドカップ、グループステージA組第3節でエクアドルとセネガルが対戦した。44分にPKで先制したセネガルは、67分にCKから同点に追いつかれるも、70分にセットプレーから決勝点を奪取。2-1の勝利を収めて逆転でのグループステージ突破を決めた。
上写真=セネガルが20年ぶりにラウンド16へ進出!(写真◎Getty Images)
■2022年11月29日 カタールW杯A組(ハリーファ)
エクアドル 1-2 セネガル
得点者:(エ)モイセス・カイセド
(セ)イスマイラ・サール、カリドゥ・クリバリ
エクアドルはGS敗退に…
1勝1分の勝ち点4で2位につけるエクアドルは引き分け以上、1勝1敗の勝ち点3で3位のセネガルは勝利することで決勝トーナメント進出を決める。運命の最終節がキックオフを迎えた。
グループステージ突破のためには勝ち点3が必須となるセネガルが、立ち上がりから積極的な姿勢を示し、3分にはイドリサ・ガナ・ゲイエ、8分にはブライェ・ディアがゴールを脅かす。その後も果敢にゴールを狙うと、42分、ペナルティー・エリア内に進入したイスマイラ・サールがピエロ・インカピエのファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたサールがきっちりPKを沈め、セネガルがスコアを1-0とした。
立場が逆転すると、1点が必要になったエクアドルが攻勢をかけ、67分にCKの流れから最後はモイセス・カイセドが蹴り込んで同点に追い付く。しかし、わずか3分後の70分、今度はセネガルがセットプレーの流れからカリドゥ・クリバリが押し込んで再び1点のリードを奪った。その後、エクアドルの反撃をしのいだセネガルが2-1の勝利を収め、02年日韓大会以来となるグループステージ突破を決めた。