11月25日、グループAではFIFAランク18位のセネガルが50位のカタールに3-1で完勝した。41分にブライェ・ディアのゴールで先制すると、勢いに乗った。後半にはファマラ・ディエディウらのゴールで加点し、今大会初勝利。開催国のカタールは初戦に続いて力負けで痛恨の2連敗となった。

上写真=ブライェ・ディアの先制ゴールなどで勝利したセネガルが勝ち点3獲得(写真◎Getty Images)

■2022年11月25日 カタールW杯A組(アル・サマーマ)
カタール 1-3 セネガル
得点者:(カ)モハメド・ムンタリ
    (セ)ブライェ・ディア、ファマラ・ディエディウ、バンバ・ディエン

セネガルはスキを突いて先制点でペース掌握

 セネガルが力の差を示して、開催国のカタールを寄せ付けなかった。

 序盤こそ相手に攻め込まれたものの、徐々に中盤のイドリサ・ガナ・ゲイエらを中心にボールを支配。落ち着きを取り戻すと、41分にカタールのスキを突く。ブライェ・ディアが相手のクリアミスにいち早く反応し、ゴールに流し込んで先制してリズムをつかんだ。

 後半は開始早々にセットプレーからファマラ・ディエディウが追加点。78分にカタールのモハメド・ムンタリに失点を許したものの、わずか6分後にバンバ・ディエンのゴールで突き放した。2戦目で今大会初勝利。グループステージ突破に向け、可能性を残した。

 一方、敗れたカタールは開幕戦から2連敗。意地の1点を返すなど、最後まであきらめない姿勢を見せたが、地力の差は埋められなかった。


This article is a sponsored article by
''.