UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝第2レグが13日に行われ、リバプール(イングランド)とベンフィカ(ポルトガル)が対戦。第1レグで3-1と先勝していたリバプールがホームで迎えた第2レグを3-3と引き分け、2試合合計6-4として3季ぶりにベスト4強進出を決めた。

上写真=2ゴールを決めたフィルミーノ(写真◎Getty Images)

3-3ドローも第1レグのリードが生きる

 敵地の第1レグで3-1と大きなリードを奪ったリバプールは、第2レグも常に『先行』する形で試合を進めた。前半21分にCKからイブラヒマ・コナテのゴールで先制すると、その10分後にゴンサロ・ラモスのゴールを決められて追いつかれた。

 しかし、後半早々の55分に相手のミスを逃さずロベルト・フィルミーノがチームの2点目をスコア。さらに65分にはFKから裏に鋭く飛び出したフィルミーノが反応してネットを揺らし、第1レグと同じ3-1とした。

 粘るベンフィカはその後、73分にロマン・ヤレムチュクがラインブレイクから最後はGKのかわしてゴール。82分にはユリアン・ヴァイグルのパスにジョアン・マリオが抜け出し、トラップは乱れたものの、それをダルウィン・ヌネスが拾ってコントロールショットを決め、ベンフィカが3-3の同点に追いついた。

 勢いに乗るベンフィカは83分にヌネスがボレーを狙うなど、勝ち越しを目指したが、試合はそのまま3-3で終了。この結果、リバプールが2試合合計6-4として、ベスト4進出を決めた。予備予選から勝ち上がり、グループステージでではバルセロナを蹴落としてラウンド16進出を決めるなど、今大会の台風の目となったベンフィカは8強で敗退することになった。
 
 なお、リバプールの次戦の相手はビジャレアル。ヨーロッパ王者に輝いた2018-19シーズン以来のベスト4進出を果たし、3季ぶりの頂点を目指す。


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