上写真=駒澤大は関東大学リーグの得点王、土信田(中央)の2得点などで東海学園大に勝利(写真◎藤田望)
流通経済大は逆転勝ち
昨年度は新型コロナウイルスの影響で開催されず、2年ぶりの開催となっているインカレ。浦安市運動公園陸上競技場(千葉)での2回戦第1試合では、8日の1回戦を勝ち上がった東海学園大(東海地区第1代表)と、1回戦はシードだった駒澤大(関東地区第2代表)が対戦した。
前半終了間際の45分、駒澤大はFW土信田悠生のゴールで先制すると、45+2分にもFW荒木駿太が決め、前半で2点をリード。後半にも土信田が追加点を決めた駒澤大に対し、東海学園大も86分にFW金城アンドレ泰樹が決めて1点を返したが、終了間際にFW米谷拓海がダメ押し点を挙げた駒澤大が4-1で勝利を収めた。
第2試合では、1回戦に勝った京都産業大(関西地区第2代表)と、1回戦はシードの筑波大(関東地区第6代表)が対戦。筑波大が44分にMF角昂志郎が先制点を決めると、後半にもDF三浦雅人、FW森海渡が加点し、3-0の完封勝利で準々決勝に駒を進めている。
このほかでは、関東大学リーグで12年ぶりの優勝を飾り、1回戦はシードの流通経済大(関東地区第1代表)が、1回戦を勝ち上がった新潟医療福祉大(北信越地区代表)と対戦。新潟医療福祉大は11分にFW小森飛絢が決めて先制したが、流通経済大は75分にMF佐藤響が決めて追い付くと、延長後半の111分にキャプテンのDF宮本優太が逆転ゴールを奪い、2-1で競り勝った。
1回戦を勝ち上がった、びわこ成蹊スポーツ大(関西地区第3代表)と、1回戦シードの早稲田大(関東地区第5代表)の対戦は、1-1で迎えた延長後半の109分に、早稲田大MF倉持快が勝ち越し点。しかし、びわこ成蹊スポーツ大も118分にFW大嶋佑が同点ゴールを決め、勢いに乗ってPK戦を制して勝ち上がっている。
準々決勝は12月14日で、流通経済大-国士舘大(関東地区第7代表)、福岡大(九州地区第2代表)-阪南大(関西地区第4代表)、明治大(関東地区第3代表)-びわこ成蹊スポーツ大、筑波大-駒澤大の顔合わせ。18日の準決勝を経て、決勝は25日(開始時間は未定)にNACK5スタジアム(埼玉)で行なわれる。