上写真=浦和のFW菅澤優衣香が歓喜の同点ゴールをスコア!(写真◎WE LEAGUE)
◎WEリーグ参加11チーム:マイナビ仙台レディース、三菱重工浦和レッズレディース、大宮アルディージャVENTUS、ちふれASエルフェン埼玉、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、ノジマステラ神奈川相模原、AS長野パルセイロ・レディース、アルビレックス新潟レディース、INAC神戸レオネッサ、サンフレッチェ広島レジーナ
■9月12日 WEリーグ第1節(@味の素フィールド西が丘)
・東京NB 1-2 浦和
得点:(東)植木理子
(浦)菅澤優衣香、塩越柚歩
プロの女子サッカーリーグ、WEリーグが9月12日にキックオフ。女子サッカーが新たな時代を迎えた。まずノエビアスタジアム神戸で午前10時からINAC神戸レオネッサと大宮アルディージャVENTUSが対戦し、ホームの神戸が5-0で快勝した。
東京の味の素フィールド西が丘では、午後1時30分から日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京NB)が三菱重工浦和レッズレディースを迎えて行われた。昨季のなでしこリーグ・チャンピオンである浦和と同じく皇后杯優勝の東京NBの対戦は、双方が激しい闘志と勝利への意欲を見せて白熱した。
浦和が2011年のワールドカップ優勝メンバーでもある39歳の安藤梢を起点にチャンスを作りだせば、東京NBは前線の小林里歌子、植木理子のスピードを生かして応戦する。20分を過ぎた頃から東京NBのプレスが効果を表し、数度のチャンスをつかんだあと、33分に抜け出した植木が左の小林につなぎ、さらに折り返したボールを植木が押し込んで先制した。
後半、得点源の菅原優衣香を投入した浦和はすぐにその菅原が結果を出す。49分に右サイドを抜け出した安藤のグラウンダーのクロスをダイレクトで蹴り込み同点に。その後は一進一退でどちらにもチャンスがあったが決めきれず、1-1のまま引き分けるかと思われた88分、浦和が塩越柚歩のパスから菅沢が抜けて折り返したボールからこぼれを拾った塩越が鮮やかなシュートを決めて逆転。残り時間とアディショナルタイムを逃げ切って2-1の勝利をつかんだ。
取材◎国吉好弘 写真◎WE LEAGUE
■9月12日 WEリーグ第1節(@ノエビアスタジアム)
・I神戸 5-0 大宮V
得点:(I)髙瀬愛実2、浜野まいか2、オウンゴール
■9月12日 WEリーグ第1節(@ユアテック仙台)
・マイ仙台 0-0 N相模原
■9月12日 WEリーグ第1節(@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
・EL埼玉 0-3 S広島R
得点:(S)上野真実、増矢理花、中嶋淑乃
■9月12日 WEリーグ第1節(@デンカビッグスワンスタジアム)
・新潟L 1-3 AC長野
得点:(新)北川ひかる
(A)瀧澤千聖、三谷沙也加、川船暁海
WEリーグは9月12日に開幕し、来年5月21日(22日)まで全11チームがホーム&アウェー方式で総当たりのリーグ戦を戦う。全22節(110試合)。初代チャンピオンを目指した熱い戦いがスタートした。