5月22日、JリーグとNPBによる第8回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開かれた。今回、専門家チームから新たに出された提言では、緊急事態宣言が解除された場合も、当面の間は無観客での開催が望ましいとの見解が示された。

上写真=専門家チームの座長を務める賀来氏(画面はスクリーンショット)

ブンデスリーガを参考に

 Jリーグが中断を発表してから約3カ月が経過する中、今月14日に39県で緊急事態宣言が解除され、21日には大阪、京都、兵庫の近畿3府県の解除が発表。残る首都圏4県と北海道も25日に解除される可能性もあり、専門家チームの賀来満夫氏(東北医科薬科⼤学)は「プロ野球、Jリーグも開催の方向に一歩、踏み出しつつある状況にある」と話した。

 ただ、現時点で有効な治療法は乏しく、ワクチンも開発されていないことから、専門家チームはリーグを再開する場合も無観客試合が望ましいとの見解を示し、以前は「流行時は無観客試合で開催していただきたい」と書かれていた部分が、今回の提言では「当面は無観客試合で」と修正された。これを受け、Jリーグの村井満チェアマンは「無観客試合は最後の最後の手段と申し上げてきた。Jリーグとしても今後1週間で再開の方向性について議論していきたいが、一つの手段として受け入れたい」と語った。

 また今回の提言では事前検査についても言及された。その背景にはドイツ・ブンデスリーガが再開するにあたって選手・スタッフ全員にPCR検査を行なったことがあり、専門家チームの三鴨廣繁氏(愛知医科大学)は「選手、スタッフの安全を守るために検査もするんだ、という姿を見せることには説得力がある」と話す。

 スポーツ選手が優先的にPCR検査を受けることについては議論を呼びそうだが、三鴨氏は「現時点では感染者数も落ち着いてきた。PCR検査も2万件以上できるようになっており、事前検査も前向きに考えていただきたい」と語った。

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