2019年12月30日に開幕した高校サッカー選手権は、1月2日に2回戦16試合が行なわれる。3日の3回戦に駒を進めるのはどこか? ここでは2回戦が初戦となる高校に所属する、注目の逸材を紹介する。
上写真=浦和への加入が内定している青森山田のMF武田。大会連覇を目指すチームのエースだ(写真◎BBM)
武田 英寿
Hidetoshi TAKEDA
3年/MF
青森山田(青森)
浦和加入内定
大会連覇、高円宮杯プレミアリーグに続く今年度2冠を目指すチームの絶対エース。利き足の左足から繰り出す多彩なパスに加え、得点力も高く、右足も器用に使いこなす。浦和への加入を前に埼スタで歓喜をつかめるか?
畑 大雅
Taiga HATA
3年/DF
市立船橋(千葉)
湘南加入内定
ロケットのような爆発的な加速で右サイドを駆け上がり、ゴールをお膳立てする攻撃的な右SB。今年のU-17W杯で国際経験を積んでスケールアップ、自身初の選手権でも、チーム6回目の日本一へタッチライン際を突き進む。
高橋 祐翔
Yusho TAKAHASHI
3年/DF
米子北(鳥取)
大分加入内定
MFからCBになったのは2年の春で、それから1年あまりで大分内定を勝ち取ったポテンシャルの高さが魅力。188センチの長身で左利きという特性に加え、チーム屈指のスピードも武器。初戦で青森山田の連覇阻止に挑む。
晴山 岬
Misaki HARUYAMA
3年/FW
帝京長岡(新潟)
町田加入内定
瞬時の加速で抜け出し、171センチの体格に似合わない強烈なシュートでネットを揺らす。昨年度の大会でも結果を残しており、年代別代表の経験や町田加入内定で注目を集める今大会、県勢悲願の4強以上を狙うチームの得点源だ。
田川 知樹
Tomoki TAGAWA
2年/GK
興國(大阪)
GKとしては大柄ではない身長180センチながら、クロスにタイミング良く飛び出して巧みにキャッチし、ピンチを防ぐ。優れたボールテクニックやフィードも武器としており、2年生ながら早くもプロの注目を集めている。
文◎サッカーマガジン編集部