上写真=3年ぶりの優勝を飾った中大フースバルA。プレもマネも日本一の笑顔!(写真◎川口洋邦)
前半終了間際の決勝点
1982年のプレ大会からスタートした歴史ある大会で、特に大学サークルの間では『マガ杯』『マガジン杯』と称されるビッグタイトル、サッカーマガジンカップ。頂点を決める決勝トーナメント決勝は、昨年に続く連覇を目指す立教サッカー愛好会Aと、3年ぶり3回目の優勝を狙う中央大学体同連フースバルAが対戦した。
試合は立ち上がりから競り合いが続き、両チームともなかなか決定機を作れない。しかし前半終了間際の30分(30分ハーフ)、中大フースバルAはMF苅部杜行の右からのセンタリングを、中央で待っていたDF谷口幸太が打点の高いヘッドで合わせ、良い時間帯に均衡を破った。

前半終了間際、中大フースバルA・DF谷口(5番)が鮮やかなヘッドで先制点(写真◎川口洋邦)
後半は立教愛好会Aも反撃に転じ、セットプレーなどで何度かゴールに迫るシーンを作るものの、ネットを揺らすには至らない。結局、中大フースバルAの堅陣は最後まで崩れず、そのまま1-0で勝利を収めた。
なお、決勝に先立って行なわれた3位決定戦では、三つ葉キッカーズAと早稲田大学FC.GUSTA Aが対戦。前半に1点ずつ取り合った後はスコアが動かず、最後はPK戦の末に三ツ葉キッカーズAが勝ち、勝利で大会を締めくくった。
決勝終了後に行なわれた表彰式ではチーム表彰と個人表彰が行なわれ、ベストイレブン、得点王、大会MVPが発表された。ベストイレブンには中大フースバルAから最多の4人が選出され、得点王は5得点を挙げた中大フースバルAのFW小竹直輝が受賞。中大フースバルAの堅守に貢献し、決勝でゴールも決めたDF谷口幸太が大会MVPに選ばれている。
写真◎川口洋邦
[ベストイレブン]
〈GK〉
・山本 浩也(立教サッカー愛好会)
〈DF〉
・谷口 幸太(中央大学体同連フースバルクラブA)
・後藤 諒(立教サッカー愛好会)
・三膳 元暉(三ツ葉キッカーズA)
〈MF〉
・苅部 杜行(中央大学体同連フースバルクラブA)
・村田 駿樹(中央大学体同連フースバルクラブA)
・岩本 修平(三ツ葉キッカーズA)
・山田 晟司(三ツ葉キッカーズA)
〈FW〉
・小竹 直輝(中央大学体同連フースバルクラブA)
・赤間 翔(立教サッカー愛好会)
・宮沢 柊吾(早稲田大学FC.GUSTA A)
〈得点王〉
・小竹 直輝(中央大学体同連フースバルクラブA) 5得点
〈大会MVP〉
・谷口 幸太(中央大学体同連フースバルクラブA)

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