上写真=準決勝でPK戦を制した立教愛好会A(左)と、序盤の1点で勝利を収めた中大フースバルA。明日の決勝も激戦必至だ(写真◎川口洋邦)
昨年のトーナメント1回戦の再戦
1982年のプレ大会からスタートした歴史ある大会で、特に大学サークルの間では『マガ杯』『マガジン杯』と称されるビッグタイトル、サッカーマガジンカップ。7日までの予選リーグを経て、1位~32位(決勝)と33~64位(下位)の2つに分かれたトーナメントは、9日午前に準々決勝、午後に準決勝を消化した。
決勝トーナメント左のゾーンでは、立教サッカー愛好会Aが決勝に駒を進めている。午前中の準決勝で三ツ葉キッカーズBを下すと、準決勝では早稲田大学FC.GUSTA Aと対戦した。後半5分(30分ハーフ)に先制したものの、同20分に追い付かれ、1-1で勝負の行方はPK戦へ。これも6人目までもつれ込む接戦となったものの、最後は5-4で制して競り勝った。
右のゾーンからは、中央大学体同連フースバルAが勝ち上がった。午前中の準決勝では、同じ中央大学体同連フースバルのDチームを下し、準決勝では三ツ葉キッカーズAと対戦。前半6分に先制点を奪い、予選リーグから準々決勝まで6試合連続無失点だった三ツ葉Aの堅守を崩すと、追加点こそ奪えなかったが、そのまま1-0で勝利を収めている。
10日の決勝では、立教愛好会Aは昨年に続く2年連続2回目の優勝、中大フースバルAは3年ぶり3回目の優勝を目指す。両チームは昨年、決勝トーナメント1回戦で対戦しており、PK戦の末に立教愛好会Aが勝ち上がり、そのまま頂点に立った。立教愛好会の連覇&返り討ちか、中大フースバルAの雪辱&王座奪還か。昭和57年にプレ大会が始まり、平成の時代を経て、令和初の『マガジン杯』『マガ杯』を制するのは、果たしてどちらだろうか。
[決勝トーナメント決勝]
●立教サッカー愛好会A vs 中央大学体同連フースバルクラブA
[下位トーナメント決勝]
●慶應キッカーズA vs 慶應キッカーズB
写真◎川口洋邦、BBM