日本初のプロサッカーリーグ「Jリーグ」が開幕する1993年(平成5年)の10年以上前となる1982年(昭和57年)、国内最古のサッカー専門誌「サッカーマガジン」は日本サッカーのさらなる普及と発展のため、「サッカーマガジンカップ」を創設した。カテゴリーを問わずエントリーすれば全チームが参加可能なオープン大会の形式を取った本大会は、いつしか「マガ杯」という愛称がつき、大学のサークル・同好会チームが目指す最大のタイトルとして位置づけられるようになった。
大会の舞台となる長野県上田市の菅平高原は、冬はパウダースノーが満喫できるスキーリゾートであり、夏はサッカー、ラグビー、陸上競技などの合宿地として名高い、スポーツツーリズムの聖地だ。エリア内にはおよそ100面もの天然芝・人工芝グラウンドが整備されており、大会期間中は5日間にわたり各グラウンドで熱戦が繰り広げられる。
例年、関東地方の大学を中心に全国各地から菅平に大学の準体育会・同好会・サークルのサッカーチームが集結する。1つの母体のチームから複数チームのエントリーができることも本大会の特徴だ。試合は予選リーグ終了後、全チームの順位が決するまで大会5日目まで長丁場のトーナメント戦が続く。技術や戦術はもちろんだが、長期戦を戦い抜くスタミナと、何より「チーム力」が求められる。昨年は66チームが参加し、立教大学サッカー愛好会(A)が優勝した。
標高1300mの高原地帯である菅平は、例年9月に入ると日中はスポーツに最適な気候となる。朝晩は長袖の衣類が必要となるほど気温が下がるので、初めて菅平に行くチームは防寒ウェアをお忘れなく。
WEBエントリーの申込締切は8月9日(金)。参加申し込み、及び大会の詳細は下記、大会公式サイトまで。
第37回サッカーマガジンカップ オープン大会2019
会場:長野県上田市菅平高原サッカーグラウンド
期間:2019年9月6日(金)~9月10日(火)
主催:株式会社ベースボール・マガジン社『サッカーマガジン』
協力:上田市、菅平高原観光協会、菅平高原グランド部会