毎年夏に長野県の菅平高原で開催されている『サッカーマガジンカップ・全国少年大会』(主催:ベースボール・マガジン社『サッカーマガジン』、協賛:花王株式会社)。第32回大会となる今年は全国各地から52チームが参加し、7月13日から行なわれてきた。15日は最終日の競技を実施し、決勝トーナメントはNPO法人PULCINI(プルチーニ)FCホワイトが頂点に立った。

上写真=初出場にして頂点に立ったPULCINI FCホワイト。菅平で見せた最高の笑顔!(写真◎BBM)

決勝も5得点のゴールラッシュ!

 大会最終日は決勝および下位トーナメントの準々決勝以降を実施。前日までの敗退チームも参加チーム同士のフレンドリーマッチを戦い、各チームが元気良く菅平のピッチを駆け抜けた。

 夏の菅平の優勝チームを決める決勝トーナメント決勝では、NPO法人PULCINI FCホワイト(神奈川)とGRANDE(グランデ)FC(埼玉)の対戦となった。前半4分(20分ハーフ)、PULCINI FCは恩田裕太郎が鮮やかなドリブルシュートを決めて均衡を破ると、同11分には林優斗が見事な個人技で中央を突破して2点目。さらに同14分にも林が決め、前半だけで3-0として優位に立った。

 後半に入るとGRANDE FCも反撃に転じ、DFからFWにポジションを移した春原周輝や、高山竜がゴールに迫るシーンを作ったものの、PULCINI FCはGK杢伸二の好セーブなどで防ぐ。逆に後半14分、20分に恩田が連続得点を決め、ハットトリックを達成。結局、PULCINI FCが5-0と圧勝し、優勝の栄冠に輝いた。

画像: 決勝でハットトリックを達成したPULCINI FCホワイトの恩田(右、写真◎BBM)

決勝でハットトリックを達成したPULCINI FCホワイトの恩田(右、写真◎BBM)

 PULCINI FCは今大会初出場ながら、個人技、チーム戦術など随所にハイレベルのプレーを披露。夏の菅平の王者にふさわしい、圧巻の内容で頂点に立った。

 なお、決勝および下位トーナメントの上位チームのほか、大会MVP、得点王、優秀選手など個人表彰は以下の通りとなっている。

[決勝トーナメント]
●優勝:NPO法人PULCINI FCホワイト(神奈川)
●準優勝:GRANDE FC(埼玉)
●3位:サイタマジュニア フットボールクラブ ホワイト(埼玉)
●3位:EL FUTURO C.F(長野)

[下位トーナメント]
●優勝:にいざえ~す(埼玉)
●準優勝:浜田サッカースポーツ少年団(静岡)

●大会MVP:前田 悠希[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]

●大会得点王(18得点):恩田 裕太郎[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]

●大会優秀選手
GK 杢 伸二[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]
FP 長尾 星吾[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]
   恩田 裕太郎[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]
   前田 悠希[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]
   林 優斗[NPO法人 PULCINI FC ホワイト]
   春原 周輝[GRANDE FC]
   八坂 昂輝[サイタマジュニア フットボールクラブ ホワイト]
   込山 康斗[EL FUTURO C.F]
    ※GK以外はFP(フィールドプレーヤー)として選出

画像: 決勝トーナメント最終結果

決勝トーナメント最終結果

画像: 下位トーナメント最終結果

下位トーナメント最終結果

写真◎BBM

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