5月3日から長野県の菅平高原で開催されていた「サッカーマガジン雪印メグミルクカップ全国レディース大会」は5日、大会最終日を迎えた。各トーナメントの終盤が行なわれ、菅平高原サニアパークでの決勝トーナメント決勝は、初優勝を狙うJAPANサッカーカレッジレディース ブルーと、昨年に続く連覇を狙う南葛SC WINGSの顔合わせとなった。

後半に先制されるも、鮮やか逆転!

試合は前半、お互いにゴールに迫るシーンを作ったものの、双方の粘り強い守備もあって0-0で前半を終了。ハーフタイムに5人の交代枠を一気に使って戦力を入れ替えた南葛SCが、後半8分(25分ハーフ)に左サイドを崩し、最後はMF山本梨奈が蹴り込んで均衡を破った。

しかし、JAPANサッカーカレッジレディースは慌てずに反撃に転じると、後半12分に鮮やかなカウンターから、FW山岸夢歩のパスに合わせて抜け出したMF村上奈央が、GKとの1対1を冷静に決めて同点。さらに後半17分にはMF村上の左からのセンタリングを、交代出場のFW中村清夏が右足ボレーで決め、逆転に成功した。

その後は南葛SCがテンポ良くパスをつないで相手ゴールに迫る場面もあったが、JAPANサッカーカレッジレディースも体を張った守りで防ぎ、2-1で勝利。鮮やかな逆転で、春の菅平の女王に輝く初優勝を飾った。

試合終了後の表彰式では、JAPANサッカーカレッジレディースに栄光の優勝カップ「雪印メグミルクカップ」が授与されたほか、大会MVP、得点女王、大会優秀選手が発表され、雪印メグミルク商品のほか、豪華な副賞が贈られた。

〈個人表彰〉
◎大会MVP
 村上 奈央[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]
◎得点女王
 中江 萌[アルビレックス新潟レディースU-18] 14得点
◎大会優秀選手
〈GK〉
 村田 紀都[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]
 齋藤 鈴華[南葛SC WINGS]
〈DF〉
 山上 ひとみ[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]
 平中 響乃[浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース]
 畑中 夢菜[常盤木学園高等学校T]
 小野 未優[立川フットボールクラブ]
〈MF〉
 村上 奈央[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]
 矢沢 未稀[南葛SC WINGS]
 廣田 愛[南葛SC WINGS]
 北川 愛莉[常盤木学園高等学校T]
 小野寺 ゆき[桜の聖母学院高等学校]
〈FW〉
 山岸 夢歩[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]
 松本 ほたる[南葛SC WINGS]
 丹野 凜凜香[浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース]
 砂川 莉里佳[白岡SCL]
 根府 桃子[ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ コンサル]

写真◎BBM

画像: 優勝を目指して全力を尽くした両チームの選手たち

優勝を目指して全力を尽くした両チームの選手たち

画像: 雪印メグミルク(株)広報IR部広報グループ課長で、98年長野オリンピックのスキージャンプ男子金メダリストの齋藤浩哉様が、表彰式のプレゼンターを務めた

雪印メグミルク(株)広報IR部広報グループ課長で、98年長野オリンピックのスキージャンプ男子金メダリストの齋藤浩哉様が、表彰式のプレゼンターを務めた

画像: 菅平の春の女王の証である「雪印メグミルクカップ」を掲げるJAPANサッカーカレッジレディース ブルーのメンバー

菅平の春の女王の証である「雪印メグミルクカップ」を掲げるJAPANサッカーカレッジレディース ブルーのメンバー

画像: 大会MVPの村上奈央選手[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]には、雪印メグミルクのオリジナルボアコートなどの豪華賞品が贈られた

大会MVPの村上奈央選手[JAPANサッカーカレッジレディース ブルー]には、雪印メグミルクのオリジナルボアコートなどの豪華賞品が贈られた

画像: 決勝トーナメント最終結果

決勝トーナメント最終結果

画像: 中位トーナメント最終結果

中位トーナメント最終結果

画像: 下位トーナメント最終結果

下位トーナメント最終結果


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