楽天株式会社は7月13日、東京都世田谷区の本社でラ・リーガの名門クラブ、FCバルセロナとのパートナーシップ開始に関する発表会見を行なった。
経済的にも回収できる(三木谷会長)
発表会見にはバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらスター選手4人が同席。楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は「リーガとチャンピオンズリーグで必ず優勝してほしい」と述べた。
パートナーシップ期間は2017-2018シーズンからの4年間。1年間の延長オプション付きとなる。契約金は年間5500万ユーロ(約71億円)、4年総額2億2000万ユーロ(約284億円)に及ぶが、三木谷会長は「経済的にも投資回収できる」と語った。
楽天の胸ロゴが入った新ユニフォームもお披露目され、メッシは新シーズンに向けて「新監督のもと、新しい仕事が始まる。多くのタイトルを取りたい」と意気込んだ。
126社260人の報道関係者が集まった会見には、バルセロナ所属のブラジル代表FWネイマール、スペイン代表DFジェラール・ピケ、元トルコ代表MFアルダ・トゥランも参加。三木谷会長と以前から親交があるというピケは楽天との契約について、「パートナーシップ以上の関係。家族のようなものだ。お互いに楽しむという共通の価値観を持っている」と話した。
※1ユーロ=129円換算