ラ・リーガ(スペインリーグ)が開幕した。久保建英が所属するレアル・ソシエダは12日、ホームでジローナと対戦。久保は先発を飾り、先制ゴールを決めた。しかし、チームは追加点を奪えず、後半に追いつかれて引き分けることになった。

上写真=先制ゴールを冷静に決めた久保建英(写真◎Getty Images)

左からのクロスを冷静に蹴り込む

 2年続けてラ・リーガのスタートでゴールを決めた。ソシエダはホームにジローナを迎え、開幕戦を戦った。久保は、4−3−3の右サイドで先発。すると、いきなりホーム、エスタディオ・アノエタを熱狂させる。開始5分だった。

 自陣でボールを奪った左サイドバック、アイエンが攻め上がって送ったクロスにタイミングよく走り込むと、GKの位置を確認しながら左足を一閃。ゴール左隅に流し込み、チームのシーズン最初のゴールをスコアしてみた。昨季もカディス相手に開幕節でネットを揺らしたが、これで2季連続で開幕ゴールを決めたことにになる。

 試合はその後、チャンスがありながらもソシエダは追加点を奪えず、後半は劣勢になる時間も増えていった。そして72分にジローナにゴールを許し、結局、1−1の引き分けで終了。先制に成功し、勝ち点3を取りたかった試合だったが、後半の内容からすれば1−1もやむなしで、むしろ初戦でしっかり勝ち点1を手にしたとの見方もできる。

 久保自身も後半は前半ほどの存在感を示せなかったが、74分にピッチを退くまでゴールへの意欲を示し、チームをけん引。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。


This article is a sponsored article by
''.