日本代表の久保建英が18日、練習後に取材に応じた。マジョルカ時代にともにプレーした韓国代表のイ・ガンインが先日のバーレーン戦で2得点。映像は見ていないものの、活躍を素直に喜び、いい刺激を受けたようだ。

上写真」=イラク戦に向けて準備を進める久保建英(写真◎佐藤景)

親友イ・ガンインの2得点に「僕も頑張らなきゃ」

 ベトナム戦でベンチスタートだった久保は84分に途中出場し、85分に上田綺世のゴールをアシストした。ダメ押しとなる1ゴールに関与し、さすがのプレーを見せた。

 ただ、久保自身はまだまだコンディションを上げている段階であり、試合後には「コンディションも上がってきて、中4日あるので次はしっかり、もっと長い時間出ると思う。今日は10分でしたけど、次がもっともっと結果も求めながら、とくに内容の部分を意識していきたいなと思っています」と語っていた。

「前回の相手(ベトナム)とはちょっと違って、今度は高さだったり速さだったりっていう違った武器で勝負してくると思うんで、前回とは違う展開になると思いますけど、そういったところにも柔軟にチームとして対応していければ」

 イラク戦に先発するかどうかはわからないが、より多くの時間の出場と、多くの仕事を期待していいだろう。前日会見に臨んだ森保一監督は外国人記者の「準備できているか?」の質問に答える形で「イエス」と口にしていた。

 また、マジョルカ時代にともにプレーした韓国代表で、親友のイ・ガンインがバーレーン戦で活躍したことについて質問された久保は、「彼自身、やっぱりゴールゲッタータイプではないんで、そういう選手が2ゴールというのは『えー、2点取ったんだ』って驚きもありますけど。やっぱり仲良くしてる選手が活躍すると、例えばヨーロッパでやってるときの日本代表チームメイトじゃないですけど、それと似たような感覚があるので、僕も頑張らなきゃなと思います」とコメント。映像は見ていないものの、いい刺激になっているようだ。

 注目の試合は19日、日本時間20時30分にキックオフされる。

取材◎佐藤景


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