6月3日のU-24日本代表との試合で出場機会がなかった日本代表DF佐々木翔。6月6日のオンライン会見では、同じ左SBの長友佑都の印象やポジション争いへの意気込み、7日のタジキスタン戦への思いなどを語った。

上写真=6月5日のオンライン会見で、笑顔も交えて報道陣の質問に答えた佐々木(写真◎スクリーンショット)

広島ではCB、代表では左SB

 日本代表は6月7日に、カタールW杯2次予選のタジキスタン戦を戦う。森保一監督は6日のオンライン会見で、勝利と選手層の底上げを目指してメンバーを入れ替えることを示唆しており、U-24日本代表との試合では出番がなかった佐々木もプレーすることになりそうだ。

 すでに突破を決めている2次予選は、ここまで大量得点&無失点で相手を圧倒しており、メンバーが大幅に変わるとなれば、同様の結果を残せるかが注目される。ただ佐々木は「プレッシャーは全くない。自分たちが良さを生かして、試合に勝つ。結果を出すことが非常に重要なこと」とコメント。「それ(大量得点&無失点)ができれば理想だと思うけれど、対戦相手も違うし、参考にはならないと思う」と自身の見解を示した。

 サンフレッチェ広島では主にCBでプレーしているが、日本代表でのポジションは左SB。6月3日のU-24日本代表戦や、佐々木が合流する前の5月28日のミャンマー戦では、DF長友佑都が先発出場で好プレーを見せている。

 ポジションを争うライバルを「予測、ポジショニング、切り替えの早さは特に素晴らしい」と評した上で、「自分の良さは、佑都くんと違うところにあると思うので、出していければ。攻撃もプラスアルファで、どんどんやっていかなければいけない」とコメント。「まずは自分のプレーを発揮する、それが一番。日頃の練習やJリーグで、いかに自分が相手を圧倒できるか。そこを追求していくだけです」と自分に矢印を向けた。

 3月からは広島のチームメイト、MF川辺駿も日本代表に選出されている。これまで同時にピッチに立ったことはないが、タジキスタン戦では実現するかもしれない。川辺の代表での様子について「溶け込んできてはいると思いますが、いまは海外組と国内組のバブル(ピッチ外では行動を別にする措置)があって、コミュニケーションを取りにくい部分もある。もう少しかな、というところ」と明かしつつ、「広島のチームメイトが同じ日本代表のピッチに立てるのは、広島県民の方にとってもうれしいことだと思う」と語った。


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