明治安田J1リーグ第12節が6日行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌とFC東京が対戦。ホームの札幌が先制するも、FC東京はすぐに追いつき、後半、勝ち越しに成功。3連勝で順位を上昇させた。

上写真=同点ゴールを決めたFC東京の俵積田晃太(写真◎J.LEAGUE)

■2024年5月6日 J1リーグ第12節(@札幌ド)
札幌 1−2 FC東京
得点:(札)馬場晴也
   (F)俵積田晃太、ディエゴ・オリヴェイラ

狙っていたFC東京。札幌は痛恨の失点

 札幌は馬場、FC東京は俵積田がネットをネットを揺らし、1−1で迎えた後半の65分。札幌に痛いミスが出た。

 ビルドアップの局面。GK菅野からのパスが最終ラインに下がっていた荒野に送られる。しかし、互いの意思疎通が出来ていなかったのか、荒野がトラップミス。大きく弾いたボールをFC東京の安斎に奪われると、D・オリヴェイラ、仲川とつながれ、最後は札幌の守備陣が囲みながらも仲川にボックス内にボールを送られ、走り込んだD・オリヴェイラに突かれて失点。勝ち越されることになった。

 試合は序盤からボールを握る札幌、奪ってショートカウンターを放つFC東京という構図で試合は進んだ。5分、左サイドから荒野が送ったサイドチェンジのボールを馬場がダイレクトでとらえる。折り返しを狙ったかに見えたボールはそのままゴールへ向かい、FC東京のGK波多野も虚を突かれた形となり、先制点が決まった。

 FC東京の同点弾は、27分。右サイドに開いたボランチの高がボールを引き出し、クロスを送ると、左ウイングの俵積田が走り込んでボレー。前半は1−1とし、後半に折り返した。

 そして冒頭の札幌の失点場面、すなわちFC東京の得点場面を迎える。結果的に、これが勝敗を分けることになった。

 勝ち越された後、30分あまり時間があったものの、札幌はボールを握りながらゴールをこじ開けることができず。FC東京は集中した守りでこれに対抗していった。

 札幌はリーグ戦4試合でいずれも先制しながら引き分けていた。ただ、この日は勝ち越され、追いつくことができなかった。先制点を勝ちに結び付けられない状況が続いている。

 対するFC東京はこれで3連勝。クラモフスキー監督にとっても初の記録となった。固い守備が光った一方で、今季ここまでリーグすべてで得点しており、効率の良い攻撃も勝利を引き寄せる大きな要因となっている。

 この日の勝利で順位も浮上(1時間遅れで開始の広島vs名古屋、2時間遅れでスタートのvs鹿島の結果次第で3位〜5位)。松木玖生、荒木遼太郎、野澤大志ブランドンがU23日本代表に招集され、不在となったこの1ヶ月は戦力ダウンが心配されたが、チームは総合力の高さを示し、きっちり勝ち点を積み上げることに成功した。U23アジアカップ決勝で脳震盪と診断された荒木はわからないが、松木と野澤は次節にも合流予定。アジアを制した勢いを、上昇気流に乗るチームにもたらすかもしれない。

 札幌は次節(5月11日)、アウェーで川崎F戦、FC東京はホームで柏と対戦する。


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