9月9日、鹿島アントラーズの仲間隼斗が練習後のオンライン取材に応じた。6日に敵地で行なわれたYBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝第1戦名古屋グランパス戦は1-1の引き分けに終わった。次は10日にホーム・カシマスタジアムでの第2戦に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの仲間隼斗(写真◎Getty Images)

「ファン・サポーターの方々に最後まで応援してほしい」

 9月6日にアウェーの地・豊田スタジアムで行なわれたYBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝第1戦では松村優太のゴールで先制したが、試合終盤に同点に追いつかれて引き分けの結果に終わった。今大会はアウェーゴールルールが適用されないため、10日の第2戦で勝利したチームが準決勝に勝ち上がることになる。ホームで第2戦を戦う鹿島は、多くのファン・サポーターの前で四強入りを果たしたいところだ。

「(第1戦は)正直、勝てれば一番いいゲームでした。プラン通りに先取点を取って、90分を1-0で終わらせるのが一番の理想の形だったのですが。でも、アウェーで引き分けて帰ってきて、ホームではサポーターの力もすごくあるので自分たちが有利だと思っています。第1戦は引き分けになってしまいましたが、そこまでネガティブな感じでとらえているわけではないので、ホームで勝ち上がりを決めたいです」

 9日にオンライン取材に応じた仲間隼斗は、そのように第1戦を振り返る。カシマスタジアムでの公式戦では、今年4月にリーグ戦で神戸に大敗してからは無敗を維持している。今季、初めてカシマスタジアムに迎える名古屋を相手にもその強さを示し、準決勝へと駒を進めたい。

「ホームで戦える“後半90分”は、ファン・サポーターの方々に最後まで応援してほしい思いがあります。サポーターの後押しがあれば、選手たちは本当に体が動くし、足がどんどん出ていく。それがカシマスタジアムです。選手たちは必ず体を動かして、戦って、そして最後には次のステージに進むことを、みんなで喜びたいと思います」

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