プレミアリーグ14節が3日に行われ、リバプールはホームでフラムと対戦した。前半から点を取り合う展開となったが、終盤に遠藤航が同点ゴール、アレクサンダー=アーノルドが逆転ゴールを決めたリバプールが4−3で勝利を飾った。

上写真=交代出場から4分後に同点ゴールを叩き込んだ遠藤航(写真◎Getty Images)

交代出場から4分後に大仕事

 83分に途中出場でピッチに登場してからわずか4分後のことだった。遠藤航が大仕事をやってのける。ホームのフラム戦。2−3とリードを許していた。

 コナテから送られたロングボールをヌニェスが頭で落とすと、サラーがボックス内でキープする。そして後方へ優しくパス。そこに走り込んだ遠藤が右足のインサイドでボールをとらえ、ゴール右上にシュートを叩き込んだ。

 遠藤にとってのプレミアリーグ初ゴールは衝撃的な同点ゴール。アンフィールドが大歓声に包まれたのは言うまでもない。そして遠藤の一撃はチームを勇気づけることになる。

 直後の88分にはアレクサンダー=アーノルドの逆転ゴールが生まれ、リバプールが逆転に成功する。そのまま4−3で大逆転勝利を収めた。

 この試合、先制したのはリバプールの方だった。20分にオウンゴールでリードを奪う。しかし24分にフラムのウィルソンに決められ、1−1とされる。38分にマクアリスターのゴールで再び突き放したが、前半のアディショナルタイムにケニー・テテにネットを揺らされ、またも2−2と試合は振り出しに戻った。

 そして試合終盤の80分、今度はボビー・リードの得点によってフラムが勝ち越し。リバプールが逆転を許した直後に、遠藤はピッチに登場し、同点ゴールを決めたのだった。

 週中のヨーロッパリーグ、LASKリンツ戦で先発フル出場を果たし、攻守に圧巻のパフォーマンスを披露していた遠藤だが、リーグ戦でも貴重なゴールを決め、自身の価値を改めて示すことになった。

 シーソーゲームを制したリバプールは2位に浮上。首位アーセナルとの勝ち差は2ポイントとなっている。


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