女子サッカーのオープン大会として長い歴史を誇るサッカーマガジンカップ・全国レディース大会が、今年も5月3日に開幕した。全国から24チームが長野県上田市の菅平高原に集結。3日間の熱い試合を戦い抜く。大会1日目は予選リーグを戦い、リーグ戦の順位によって、それぞれ4日からの決勝トーナメントと下位トーナメントへの進出が決まった。

上写真=37回目を迎えたサッカーマガジンカップ全国レディース大会。5月3日の初日は全チームが2試合の予選リーグを行ない、順位によって明日から各ステージのトーナメントを戦う(写真◎サッカーマガジン)

各チームが2試合を消化

 ラグビーの聖地として知られる長野県上田市の菅平高原は、毎年ゴールデンウイークの3日間、女子サッカーの聖地と化す。

 第37回サッカーマガジンカップ・全国レディース大会が5月3日に開幕した。全国から24チーム、約400人の女子サッカープレーヤーが集結し、頂点を目指して3日間の熱い試合を戦い抜く。

 新型コロナウイルスの影響により、4年ぶりの開催となった昨年大会で優勝した河内SCジュベニール、準優勝した常盤木学園高が、ともに今大会は不在。圧倒的な優勝候補が不在の、どこが勝っても不思議ではない大会となりそうだ。

 晴天に恵まれた大会1日目は、午前中に各チームの代表者が集まり、組分け抽選を行なって3チームずつ8グループに分かれ、午後から予選リーグ2試合を戦った。

 この結果、グループ内の1位・2位が決勝トーナメント、3位が下位トーナメントへの進出が決まり、夜の組み合わせ抽選会で1回戦の対戦カードが決定したところで大会1日目は終了した。

 初日の予選リーグの結果で目を引いたのが、Dグループ1位通過の富山レディースサッカークラブ ブルー。2試合で得点12、無失点と圧倒的な結果を残した。昨年大会ではベスト4まで勝ち上がっており、安定感は抜群だ。

 昨年ベスト8のふたば未来学園高校も危なげなく2戦全勝で決勝トーナメントに駒を進めた。同じく高校チームの松本国際高校、松商学園高校も2戦全勝と好調を示している。

 大会1日目を終えた予選リーグの結果と、2日目の各トーナメントの組み合わせは以下のとおり。

画像: ◎予選リーグ結果

◎予選リーグ結果

画像: ◎決勝トーナメント&下位トーナメント組み合わせ

◎決勝トーナメント&下位トーナメント組み合わせ

<今大会参加全チーム紹介>

【秋田県】
秋田LFC

【神奈川県】
A.C.ROSSO ZAMA FIORE A
A.C.ROSSO ZAMA FIORE B
大和シルフィードU-15

【岐阜県】
飛騨AG FC ドリーム
JUVEN FC FLOR
JUVEN FC FLOR U-14

【群馬県】
AC フェリス館林
バニーズ群馬FCホワイトスター

【埼玉県】
フィリアフットボールクラブ
FCスペラールtoda U15
戸塚FCガールズU15
戸塚FCガールズU15 2nd
F-Monte.Yoshikawaminami

【栃木県】
足利・両毛ローザFC
ヴェルフェ矢板レディース

【富山県】
富山レディースサッカークラブ ブルー
富山レディースサッカークラブ ホワイト

【長野県】
松本国際高校
SCセレジェイラ長野レディース
松商学園高校

【福井県】
福井GO WEST LFC

【福島県】
ふたば未来学園高校

【宮城県】
FHTペアーズレディースフットボールクラブ


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