2月26日、東京都千代田区のワテラスコモンホールにて、お笑い芸人のペナルティ・ヒデによる書籍「なぜ、僕らはこんなにもサッカーが好きなのだろう」の先行発売記念トークショーが行なわれた。会場にはサッカーファンを中心に約100人が集まり、サイン会終了後に著者のヒデがメディアの取材に応じた。

上写真=自身初のサッカー本を出版するペナルティ・ヒデ(写真◎BBM)

岡田武史氏、遠藤保仁氏との特別対談を収録

 ペナルティ・ヒデといえば、市立船橋高時代に全国高校選手権で決勝のピッチに立ち、リーガダイジェスト(WOWOW)などサッカー番組のMCを務めるなど、芸能界きってのサッカー通として知られるが、意外にもサッカー関連の書籍を出版するのは今回が初めて。

 自身で企画を持ち込み、念願を実現させたヒデは、「Jリーグが開幕して30年が経ち、日本代表が世界と対等に戦えるようになりましたが、ここで今までのことをしたためておかないと、古き良き日本サッカーが忘れ去られてしまうのではないかと。過去があったから今がある。そのことをしっかりと残したいという切なる思いで作りました」と熱い思いを語った。

 今回の書籍は、サッカーとお笑いを融合させたエッセイや、ヒデが選ぶ「裏ベストイレブン」などのほかに、元日本代表監督の岡田武史氏(FC今治オーナー)と、元日本代表の遠藤保仁氏(ガンバ大阪コーチ)との対談も収録。この人選はヒデからのたっての希望で、「Jリーグ30周年、ドーハの悲劇から30年ということを考えたときに(対談は昨年に実施)、この二人しかいないと思いました」と明かし、目玉企画ともいえる対談については「二人の話を残すことができてよかった。大きくいえば、サッカー遺産。それくらい二人の言葉が刻まれているので、ぜひ読んでいただきたい」と内容に自信を見せた。

 実はもう1人、ある年代別日本代表選手との対談も企画され、先方の了承も得ていたがスケジュールの関係で今回は断念。「岡田さん、遠藤さんに『日本はいつワールドカップで優勝できますか』と同じ質問をしたのですが、その答えが世代によって違うのが面白いなと。今の若い世代の選手に聞いたら、『自分たちの時代に優勝させますよ』と言うかもしれない。それを聞いてみたかったのですが……それは次回ですね」と、早くもシリーズ第2弾への野望をのぞかせた。

画像: トークショー終了後にはサイン会が行なわれ、ヒデは一人ひとりと会話しながら著書にサインを書いた(写真◎BBM)

トークショー終了後にはサイン会が行なわれ、ヒデは一人ひとりと会話しながら著書にサインを書いた(写真◎BBM)

こちらが自身初の書籍の表紙!

画像: こちらが自身初の書籍の表紙!

▼書籍情報
『なぜ、僕らはこんなにもサッカーが好きなのだろう』
・著者:ペナルティ・ヒデ
・内容:サッカー界の「あの日の真相」にディープに迫った、元日本代表監督の岡田武史氏、レジェンド・遠藤保仁氏との書籍でしか読めないスペシャル対談をはじめ、「サッカーとお笑いをめぐる冒険」「日本サッカーを創造した30人」、ヒデが選んだ「裏ベストイレブン」などを収録。サッカーファンはもちろん、お笑い好きも楽しめる、ヒデワールド全開の1冊!
・発売日:3月2日(土)
・価格:1,870円(税込)
・発売元:ベースボール・マガジン社


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