Jリーグ30周年となる2023シーズンがいよいよ開幕する。サッカーマガジンWEBでは、開幕特集として「2023年に注目すべき23人」を紹介。23人目は、北海道コンサドーレ札幌で自身にとって「鬼門となる6年目」のシーズンに臨むミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督が登場。札幌と自身の『歴史更新』を狙う指揮官の決意の強さを感じてほしい(23人目/23人)。

フットボールは観る人のためにある

札幌は18日、アウェーで広島と開幕戦を戦う(写真◎J.LEAGUE)

--最後に聞きます。札幌でその目標を達成するために、どのようなサッカーを見せたいですか。

ペトロヴィッチ監督 私の目指すべきサッカーは変わらない。トータルフットボールです。どの選手が、どのポジションでプレーしても、魅力的なサッカーを披露したい。フットボールとは、観る人のためにあるものだと思っています。観ている人たちが面白いと思うようなゲームを見せることが、私たちの使命です。時々、どうすれば、GKが点を取ることができるかを考えることもあります。例えば、GKがドリブルで抜け出して、ゴールを奪えば、面白いと思いませんか? 

 私は想像するんです。試合終了間際のCK。相手はどうして点が欲しくてGKまで上がって来ている状況です。そこで、札幌のGKがCKのボールをキャッチし、エリアぎりぎりまでスプリントする。そして、そのままドリブルで駆け上がり、敵陣のゴールまで行くというのはどうでしょうか。これなら、実現の可能性はありますよね? 

--漫画みたいなゴールですが、あるかもしれません。

ペトロヴィッチ監督 きっと大きな話題になるはずです。

--楽しみにしています。

ペトロヴィッチ監督 今季もエクセレントなサッカーを見せたいですね。

ペトロヴィッチ◎1957年10月18日生まれ、セルビア出身で国籍はオーストリア。オーストリアで監督業をスタートし、2006年に初来日して広島を6シーズン率いた。12年から17年途中までは浦和を指揮し、16年にルヴァンカップ優勝に導く。18年から札幌の監督を務めており、今季で6年目

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