神戸は川崎Fに対し、前後半を通じてボール支配率では上回られたが、44分にFWダビド・ビジャが先制すると、70分にはDF大崎玲央が加点し、相手の反撃を終了間際の1点に抑えて2連勝。前線で光る動きを見せ、先制点をアシストしたFW古橋亨梧は、チーム状態の好転に確かな手応えをつかんでいる。
神戸が川崎Fに競り勝ち、2連勝を飾った。前半から鋭いカウンターでチャンスを作り、44分に古橋亨梧のパスを受けたビジャのゴールで先制。70分にはCB大﨑玲央のJ1初ゴールで追加点を挙げ、反撃を1失点で抑えて勝ち切った。敵地でJ1王者を破るという価値ある勝利の中で攻守に働いたCB大崎に対しては、バルセロナやアーセナルでプレーし、今年8月から共に戦う世界を知るCB・フェルマーレンも賛辞を惜しまなかった。
東京五輪の開幕まであと300日となった。過去の記憶を紐解くサッカーコラム「Back in the Football Days」の9月編では、五輪つながりということで、2000年のシドニー五輪について綴ってみたい。中田英寿のPK失敗によってベスト4目前で散った大会だった。日本の最後に関して「神の領域ではなく人間の領域」で敗れたと当時、記事にした。それは、2年後の日韓ワールドカップに通じる「予言」だったのかもしれない――。
天皇杯ベスト8を懸けた、J1・2位鹿島と3位横浜FMの一戦。序盤から攻勢に出たのは横浜FMだったが、13分に鹿島のMF中村充孝に先制点を許す。22分にはFWエリキが同点ゴールを決めるも、30分と45+2分に失点し、前半を2点ビハインドで終える。後半、反撃を仕掛けたい横浜FMだったが、77分に4失点目を喫し、ベスト16敗退となった。
柏対愛媛の一戦で、先制したのはアウェーチームだった。前半アディショナルタイムにMF長沼洋一のパスからFW藤本佳希が右足でゴールへ蹴り込み、愛媛が1点をリードして試合を折り返す。ところが、後半はホームの柏の反撃に遭い、60分にコーナーキックからDF染谷悠太に同点ゴールを許す。さらに、80分にはFW江坂任に決勝点を献上。愛媛は首位柏を相手に先手を奪うも踏ん張り切れず、4連敗を喫した。
首位FC東京と2位鹿島の一戦は、試合開始早々にスコアが動く。2分、レオ・シルバのCKにブエノが頭で合わせ、ホームの鹿島が先制する。その後は一進一退の攻防が繰り広げられたが、78分に名古新太郎のパスを受けたセルジーニョが左足を一閃。シュートはゴールネットへと突き刺さり、試合を決める追加点が鹿島に入った。勝利した鹿島は勝ち点3を積み重ね、FC東京との勝ち点差を「1」とした。
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