ガイナーレ鳥取FW星景虎が、母の日に特別なゴールパフォーマンスを披露した。5月10日の明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドWEST-Bグループ第16節・ギラヴァンツ北九州戦で前半に先制点を決めると、母への感謝を込めて深々と礼をするパフォーマンス。直近4試合で3得点と調子を上げており、確かな自信が結果につながっているという。

上写真=28分に先制点を決めた星がカメラ目線で会心のジャンプ! この後に母への感謝を込めたゴールパフォーマンスを見せた(写真◎石倉利英)

■2026年5月10日 J2・J3百年構想リーグ第16節(@Axis:観衆1,887人)
鳥取 1-1(PK5-4) 北九州
 得点:(鳥)星景虎
    (北)渡邉颯太

「得点感覚が戻ってきた」

 鳥取は28分、MF木内達也、FW三木直土とつながったボールを、MF矢島慎也がダイレクトでエリア内右サイドへスルーパス。これに反応した星が右足でゴール左に決めた。

「抜け出して、最初に見えたのがファーサイドだったので、流し込もうという気持ちで打ったら決まった」という先制点を決めると、大きくジャンプして喜びを爆発させる。さらにフォトグラファーを見つけ、両手を合わせて深々とおじぎするゴールパフォーマンスを披露した。

「母の日だったので、感謝の気持ちを込めて、決めたらやろうと思っていました。取ることができて、良いプレゼントになった」と振り返る。「自分の母だけでなく、すべてのお母さんへ」の思いを、得点とパフォーマンスで形にした。

 第13節でプロ初得点を決めたのを機に、直近4試合で3得点。開幕から多くの出場機会を得ながらも、なかなか決められなかった初得点が生まれてから「得点感覚が戻ってきて、ゴール前で積極的にシュートを打てるようにもなっている」との実感がある。「それまでは、ボールを持ったら下げることが多かったですが、自分で点を取れる気持ちがあるので、前に向かってプレーすることが多かった」のが好調の要因と語った。

 前半アディショナルタイムにDF二階堂正哉が退場となった影響でハーフタイムに交代で退き、チームは後半に追いつかれたものの、PK戦を制した。鳥取は13日に中2日で、第9節延期分のレイラック滋賀FC戦が控えている。思わぬ形での交代も「自分としてはポジティブに捉えています。45分しか出なくて、まだ動ける余力もあったので、中2日で調整して、次も試合に出られたら良いパフォーマンスを見せたい」と闘志を燃やしていた。

取材・写真◎石倉利英