上写真=2026年も守備の要として期待される福岡将太(写真◎高村美砂)
G大阪在籍5シーズン目「ガンバのために戦う」
イェンス・ヴィッシング新監督のもとで始まった今シーズン、始動日からここまで、CB陣の中で一度も離脱することなくアピールを続けてきたのが福岡将太だ。キャンプを含めて高強度のメニューには「流石にキツい!」とこぼしつつも、すべてのトレーニングにポジティブに向き合ってきた。
「イェンス(監督)のトレーニングは、セッション毎に100パーセントをしっかり発揮できる時間配分、強度になっているせいか、毎回『出し切った』感がすごくある。次のセッションが始まるまでの間も止まって水を飲むとか、休むわけではなく、必ずジョギングが入るのも溜まった乳酸を抜いた上で次のセッションに向かえて自分的にはリズムを作りやすいです。最初こそ『うわぁ、またジョギングかよ』って思っていましたけど今はむしろそっちのほうがいいくらいになってきた。イェンス(監督)のトレーニングに体が順応してきたということじゃないかな」
その中では、2026年を迎えるにあたって自身に課したミッションも常に意識下に置いているという。
「去年はとにかく失点が多かったので。もちろん、そこはチーム全体で改善していかなきゃいけない部分ですが、守備を預かる一人として、24年のような強固な守備を取り戻すシーズンにしなくちゃいけないと思っています。イェンスに求められる守備は、ある意味、昨年までとは真逆で、サイドバックが高い位置を取る分、センターバックのプレーエリアが広くなったし、チームとして前に、速いサッカーを目指す上ではDFラインにもその意識が求められる。その中で自分の良さでもある縦パスだったり、前にボールをつける意識をしっかりリンクさせながら積極的にプレーしようと思っています」
2014年に湘南ベルマーレで始まったプロキャリアは今年で13年目を迎える。その間に所属したチームは5つ。一時はJ3リーグまで戦うステージを落としながら経験を積み上げ、這い上がってきた印象だ。うち、ガンバには22年から在籍。自身最長の5シーズン目を迎えている。
「ガンバでは在籍年数が伸びるにつれて、いろんな充実感を味わわせてもらっています。1年間を通してピッチに立ち続けられるようになったのもガンバだし、優勝には手が届かなかったとはいえ天皇杯のファイナルという舞台に立てたのもガンバ。AFCチャンピオンズリーグ2への出場によって『アジア』を体感させてもらったのもガンバです。
また、これは前監督のダニ(ダニエル・ポヤトス)にも感謝していることですが、試合での個人的な結果というか、自分のパフォーマンスでチームを助けられたという手応えを得られる試合が増えたのもガンバに来てからです。もちろん、まだまだその回数は物足りないし、成長しなくちゃいけないところだらけだけど、ガンバでのそうしたたくさんの経験が刺激になって今の自分がある。だからこそ、クラブにはすごく感謝しているし年々、僕のガンバへの想いも強くなっています。それは『ガンバのために戦う』『ガンバのために勝ちたい』という思いにも繋がっています」