Jリーグ30周年となる2023シーズンがいよいよ開幕する。サッカーマガジンWEBでは、開幕特集として「2023年に注目すべき23人」を紹介。19人目は京都サンガF.C.の新キャプテンに就任したパリ五輪世代のMF、川﨑颯太。2年目のシーズンに懸ける思いを聞いた(19人目/23人)

攻撃から攻撃のスイッチ

川崎は昨季、J1で28試合に出場した

--京都府で唯一の球技専用複合型スタジアムで、良い評判をよく聞きますよ。

川﨑 1度でもサンガスタジアムで僕たちのサッカーを見てもらえれば、きっとハマってもらえると思います。みなさんに興味を持ってもらえるように、何よりも僕ら選手たちが結果を残さないといけません。

--キャプテンとなり、気持ちの面でいろいろと変わってきましたか。

川﨑 新チームが始動して間もないので、それほど変わったところはないのですが、強いて言うならば、チームを俯瞰(ふかん)して見ようとしています。コミュニケーションを多く取り、チームメイトたちが何を考えているのかを汲み取っていきたいです。

--プレーヤーの一人でありながら、チーム全体を俯瞰して見るのは、なかなか難しいタスクですね。

川﨑 みんながサポートしてくれるので、いまのところ、僕でもやっていけています。先輩たちも優しくて、協力的なんです。外国籍選手たちも輪に入れるように積極的に話しかけてくれています。

--キャンプでは、その優しい先輩たちからイジられたりもしていましたね?

川﨑 いやいや、そんな場面もあったかな……。ちょっと反応に困ることもあるんですけどね(笑)。でも、チームメイトが認めてくれているので、イジってもらえるのはありがたいです。

--いよいよJ1リーグの開幕も迫ってきました。初戦はホームに鹿島アントラーズを迎えます。シーズンのスタートを切る一戦に向けて、特別な思いはありますか。

川﨑 サンガスタジアムで開幕戦を迎えられることはうれしいです。相手は伝統あるクラブの鹿島アントラーズ。わくわくしていますね。昨季以上のものを見せるためにキャンプから取り組んできましたから。ただの積み上げではありません。新しい要素を取り入れ、よりアグレッシブな進化したサッカーを見せたいです。開幕戦はこの1年の指針を示す大事な試合になります。

--ただの積み上げだけではなく、よりアグレッシブで進化したサッカーですか?

川﨑 はい。もちろん、昨季、J1で通用した良い部分は残していますが、そこをベースにするだけでは成長できません。もっと上を目指すために、もう一度チームをつくり直すくらいの覚悟でないと。