写真◎KASHIMA ANTLERS
Jリーグ30周年となる2023シーズンがいよいよ開幕する。サッカーマガジンWEBでは、開幕特集として「2023年に注目すべき23人」を紹介。21人目は鹿島アントラーズの植田直通。古巣に帰還したDFは開幕戦勝利で周囲の不安を払拭し、タイトル奪還に走り出すと誓う(21人目/23人)
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう植田直通(写真◎KASHIMA ANTLERS)
心身ともにかなりいい状態
いよいよ今季のJ1リーグ戦が開幕する。2月18日に京都とのアウェーゲームに臨む鹿島は、新シーズンで好スタートを切るべく、開幕戦に向けてトレーニングを重ねている。12日に行なわれたJ2水戸とのプレシーズンマッチは0-2で敗れたものの、気持ちを新たに今季初の公式戦に臨む。
「自分のコンディションはかなりいいところまで持ってこられているし、心身ともにかなりいい状態なのではないかと思います」
16日にオンライン取材に応じた植田直通は、そのように現在のコンディション状態について話した。植田自身にとっては2018シーズン以来となるJリーグの舞台で、求めるのは常に鹿島の勝利だ。
「練習試合などで結果が出ていないことには、もちろん悔しさもあります。自分たちがやっていこうとすることはそんなに簡単ではないことも全員が認識しています。ただ、シーズンが開幕し、公式戦になるとまた違った状況になると僕自身は思っています。まずは開幕戦、この1試合にすべてを懸けたい」
前述の水戸戦を含め、J2勢と行なったプレシーズンの5試合は1勝4敗。周囲の不安を払拭するためにも、勝利でスタートを切りたい。
深紅の背番号「55」が、タイトル奪還に向けて鹿島を牽引する。