上写真=左から岡庭、山下、アルベル監督、木本、安田、梶浦(写真提供◎FC東京)
目指すのは首都に相応しいクラブ
2022シーズンは、FC東京がミクシィグループに参画し、新たな経営体制で臨む最初のシーズンになる。新体制発表会のなかで、川岸滋也取締役は伝統に新しい価値を「足し算」、「掛け算」していきたいと話し、「首都東京に相応しいクラブになる」と強調した。
掲げるのは楽しませるサッカーであり、魅了するサッカーの実現。これまでの激しくソリッドなスタイルから転換を図り、東京中を巻き込むエンターテインメントの提供を目指す。クラブはそのために新たにアルベル・プッチ・オルトネダ監督を招へい。昨季までアルビレックス新潟を率いてポジショナルプレーを浸透させた指揮官とともに、より魅力的なスタイルを築き上げていくと宣言した。
指揮を託されたアルベル監督は、ピッチ上で結果を出すためにある程度、時間が必要と話す。「最初の6か月間はそれなりに苦しむ時間が続くと思います。色々なことを試し、調整しなければいけない。そして半年経ったときには新しいプレースタイルを理解したうえでいいプレーができ始めるでしょう」と説明。さらに「それを1年間続けたのち、2シーズン目は当然、いいスタートが切れると予想されます。そしてそのプロジェクトが継続すれば3年目はより高いレベルでプレーできると思います」と、段階的に成長していく自身のイメージについて言及した。
むろん、クラブとしてタイトル奪取を掲げているが、魅惑的なサッカーによってそれを実現するとしている。この日の新体制発表会には新加入の山下敬大、木本恭生、岡庭愁人、安田虎士朗、梶浦勇輝が登壇。入国後の隔離中であるヤクブ・スウォビィク、エンリケ・トレヴィザン、学校行事のため欠席の松木玖生は、オンラインで参加した。発表された新シーズンの陣容は下記の通り(田川亨介は現在、海外移籍のため交渉中)。33人の選手とともに、アルベル・トーキョーは東京のエンタテインメントの象徴となるべく、船出する。
2022シーズン・FC東京メンバー
No. | Pos. | 名前 |
1 | GK | 児玉 剛 |
3 | DF | 森重 真人 |
5 | DF | 長友 佑都 |
6 | DF | 小川 諒也 |
7 | MF | 三田 啓貴 |
8 | MF | 髙萩 洋次郎 |
9 | FW | ディエゴ・オリヴェイラ |
10 | MF | 東 慶悟 |
11 | FW | 永井 謙佑 |
13 | GK | 波多野 豪 |
14 | MF | 内田 宅哉 |
15 | MF | アダイウトン |
16 | MF | 青木 拓矢 |
17 | MF | 紺野 和也 |
18 | MF | 品田 愛斗 |
19 | FW | 山下 敬大 |
20 | MF | レアンドロ |
23 | MF | 渡邊 凌磨 |
24 | GK | ヤクブ・スウォビィク |
25 | DF | 蓮川 壮大 |
28 | DF | 鈴木 準弥 |
29 | DF | 岡崎 慎 |
30 | DF | 木本 恭生 |
31 | MF | 安部 柊斗 |
33 | GK | 林 彰洋 |
37 | DF | 中村 帆高 |
39 | DF | 岡庭 愁人 |
40 | MF | 平川 怜 |
43 | MF | 梶浦 勇輝 |
44 | MF | 松木 玖生 |
45 | MF | 安田 虎士朗 |
49 | DF | バングーナガンデ 佳史扶 |
50 | DF | エンリケ・トレヴィザン |
スタッフ
監督 | アルベル プッチ オルトネダ | |
ヘッドコーチ | 安間 貴義 | |
コーチ | 佐藤 由紀彦 | |
フィジカルコーチ | エウ ガヴィラン | |
GKコーチ | 藤原 寿徳 | |
アシスタントGKコーチ | 山下 渉太 | |
インディビデュアルコーチ | 白井 裕之 | |
コーチ兼アナリスト | 栗本 悠人 | |
コーチ兼アナリスト | 近藤 大輔 | |
チーフトレーナー | 青木 直文 | |
フィジオセラピスト | 中村 有希 | |
マッサー | 平原 陽二 | |
アスレティックトレーナー | 松原 佑治 | |
チーフマネージャー兼通訳 | 伴 和暁 | |
マネージャー兼通訳 | 飯野 一徳 | |
マネージャー兼通訳 | 小林 俊也 | |
通訳 | 村松 尚登 | |
ホペイロ | 山川 幸則 | |
マネージャー兼エキップ | 相馬 郁哉 |