FC東京が人気サッカーマンガ「ブルーロック」とともに盛り上げるのが、10月23日の明治安田生命J1リーグ第33節鹿島アントラーズ戦。ストライカーがテーマのこのマンガにちなんで、FC東京の選手に「ストライカー論」を聞く連続インタビューをお届けする。まずは世界一流のストライカーを止めてきたDFブルーノ・ウヴィニが、あの選手との対戦を振り返る。

通訳◎飯野一徳

上写真=ルヴァン杯徳島戦でブルーノ・ウヴィニが来日初ゴールを決めて雄叫び!(写真提供◎FC東京)

やっぱりメッシはすごかった!

――今回は、FC東京が鹿島アントラーズ戦で人気マンガ「ブルーロック」とコラボするということで、ストライカーをテーマにうかがっていきます。ウヴィニ選手はロンドン・オリンピックのブラジル代表の一員として銀メダルを獲得、フル代表にも選出され、クラブレベルでもブラジルの名門、サンパウロやサントス、さらにはイングランドのトットナム・ホットスパー、イタリアのナポリやシエナ、オランダのトゥエンテといった名門でプレーしてきました。世界的なストライカーとのバトルも数多く経験していると思います。

ブルーノ・ウヴィニ(以下、BU) そうですね。中でも最も一番印象に残っているのは、ブラジル代表の一員としてアルゼンチン代表と対戦したときの、メッシですね。やっぱり次元が違うな、という印象があります。2012年にアメリカで親善試合を戦ったんです。

 始まって20分ぐらいは彼もほとんど動いていなくて目立たなかったんですが、2回、ボールを受けて、2点を決められました。すごかったです。

――さすがメッシですね! ともに戦った仲間から挙げるとすると、誰でしょう。

BU 皆さんもよくご存じの川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンですね。一緒にプレーもしているし、対戦もしています。クオリティの高い選手でキープ力があって身体も強い、とてもいい選手だと思います。

 彼とはロンドン・オリンピックをはじめ、ブラジル代表でも、さらには2014年にはサントスでもチームメートだったんです。彼が先に日本にやって来ましたが、私が来日する前は連絡を取って、いろいろ情報を聞いていました。とても助かりましたよ。彼は日本でも活躍していますし、最初は苦しんだようですが、いまはタイトルに絡んでいて、彼が成功していることをうれしく思っています。

――ディフェンダー目線でいうと、レアンドロ・ダミアンが優れているところはどこでしょうか。

BU 一番の武器であり、対戦相手として怖いのは、決定力があるところですね。大事なところで決め切る力があることが一番の強みで、ストライカーには最も大切だと思います。以前から決定力があってそこは変わっていませんが、、日本に来てからは守備の能力に優れていることも見せていると思います。センターバックである私からしてみたら、決定力の高いストライカーを相手にすること自体大変ですが、フォワードからプレスをかけてこられるのも嫌なんです。