12月31日、東京・駒沢陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の2回戦、大社(島根)対青森山田(青森)が行なわれた。スコアレスで折り返した後半に青森山田の攻撃力が爆発、大量6得点で勝利をつかんでいる。

上写真=後半立ち上がりの43分、青森山田はCKからFW名須川が蹴り込んで先制(写真◎小山真司)

■2021年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦(@東京・駒沢)
大社 0-6 青森山田
得点者:(大)なし
    (青)名須川真光、田澤夢積、松木玖生、小湊絆2、宇野禅斗

前半は0-0も後半に爆発

 前半は風上の大社がゴールに迫る場面もあったが、青森山田はセットプレーやサイドアタックなど多彩な攻めで多くのチャンスを作る。前半は無得点に終わったものの、後半立ち上がりの43分にCKからFW名須川真光が決めて均衡を破った。53分にMF田澤夢積が続いてリードを広げると、68分には注目のMF松木玖生が3点目。終了間際にも3点を追加して最後まで攻め手を緩めず、6-0で圧勝した。