J1最多出場記録を持つGK
◆楢﨑正剛
楢﨑正剛(ならざき・せいごう)◎1976年4月15日生まれ、奈良育英高校。第71、73回(92、94年度)選手権に出場。日本を代表するGKも、3年時に定位置をつかむ遅咲きだった。2回戦で連覇を狙う清水商業の攻撃をことごとく阻み、番狂わせを演出。Jリーグでは横浜フリューゲルスと名古屋グランパスでプレーし、J1歴代最多タイの631試合に出場した
◆松田直樹
松田直樹(まつだ・なおき)◎1977年3月14日生まれ、前橋育英高校。第71、72、73回(92、93、94年度)選手権に出場。日本の将来を背負うと期待された大型CB。U-16代表でCBにコンバートされ、才能が開花した。だが、選手権ではクジ運にも恵まれず、3年間出場して3試合のみプレー。プロ入り後は長く横浜F・マリノスで活躍し、日本代表として世界大会も経験
◆吉原宏太
吉原宏太(よしはら・こうた)◎1978年2月2日生まれ、初芝橋本高校。第73、74回(94、95年度)選手権に出場。「就職活動の一環」として臨んだ3年時の選手権で周囲をあっと言わせるゴールラッシュ。思い切りの良いシュートを次々と打ち込んで得点王となり、最大の発見と呼ばれた。大会終了後に見事、コンサドーレ札幌への加入内定を勝ち取った
◆南雄太
南雄太(みなみ・ゆうた)◎1979年9月30日生まれ、静岡学園高校。第74、75回(95、96回)選手権に出場。1年時から正GKを任され、正確なキャッチングやダイナミックなセーブで初優勝に貢献。2度のPK戦でも活躍するなど勝負強さを見せた。高校卒業後に柏レイソルに加入し、ロアッソ熊本を経て、2014年から横浜FCでプレー。40歳を超えても現役を続けている
◆柳沢敦
柳沢敦(やなぎさわ・あつし)◎1977年5月27日生まれ、富山一高校。第72、74回(93、95年度)選手権に出場。高校生にして「日本代表へ」との声が上がったほどの超大物ストライカー。シュートのうまさ、柔軟なボールコントロールで周囲を生かす働きも冴えわたった。鹿島アントラーズ時代の97年に新人王を獲得し、日本代表として2度のW杯に出場した
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