上写真=延長前半に2点目を奪ったベリンガムが、両腕を広げるおなじみのゴールセレブレーション! 2得点でノルウェー撃破の原動力となった(写真◎Getty Images)
■2026年7月11日 北中米ワールドカップ準々決勝(マイアミ)
ノルウェー 1-2(延長)イングランド
得点=(ノ)シェルデルップ
(イ)ベリンガム2
ノルウェーの得点はVARで認められず
序盤から引き気味に構えて守るノルウェーに対し、イングランドがパスを回しながら攻略ポイントを探る時間帯が長かったが、シュートまでは持ち込めない。29分に外れてエリア外右サイドでFKを得てケインが直接狙ったが、上に外れて決まらなかった
ノルウェーは飲水タイムを機にパス回しがスムーズになって敵陣まで進む回数を増やし、35分には右からのクロスにハーランドがヘッドで合わせて初シュート。良いリズムのままに直後の36分、先制点を奪う。敵陣でのボール奪取からカウンターで攻め込み、左サイドでパスを受けたシェルデルップが縦に持ち出してから左足を振り抜くと、ボールは右ポストに当たりながらも鮮やかに決まった。
だが前半アディショナルタイムの45+2分、イングランドは相手のゴールキックをはね返して一気に左サイドへ展開。ゴードンの横パスを中央で受けたベリンガムがドリブルでエリア内左サイドに侵入し、左足で蹴り込んで1-1とした。
イングランドは前半終了直前にもベリンガムのパスから抜け出したケインが2点目を決めたかと思われたが、オフサイドの判定。同点で迎えた後半、55分にノルウェーはCK後の混戦からベルグがシュート、イングランドGKピックフォードに当たったボールをヘッゲムが押し込んで勝ち越しかと思われた。だがVARが介入し、フランスのトゥルパン主審によるオンフィールドレビューの結果、CKの前にハーランドがアンダーソンを押し倒したプレーをファウルと判定し、得点は認められない。
終盤は両チームが選手交代で動き、勝ち越し点を狙う。ノルウェーは75分にCKを得ると、セカンドチャンスからウォルフェがヘッドで狙ったがクロスバーに当たった。イングランドはサカが左サイドからの突破で何度か良い形を作るが、クロスが得点にはつながらない。結局どちらも2点目は奪えず、勝負は延長にもつれ込んだ。
延長前半立ち上がりの93分、先に2点目を奪ったのはイングランド。エリア外中央からロジャーズがミドルシュート、ノルウェーGKニーランが止め切れずこぼれたボールに、いち早く反応したベリンガムが蹴り込んで逆転した。さらに99分には左サイドからドリブルで突破したスペンスがエリア内で倒され、トゥルパン主審はPKと判定。だがVARが介入してオンフィールドレビューの結果、ファウルはなかったとして判定が覆った。
ハーランドが交代で退いた延長後半、イングランドは110分にスペンス、サカが立て続けにシュートを放つが、GKニーランの連続セーブに阻まれて3点目は奪えず。ノルウェーも終盤、前線へクロスを送って高さを生かそうとしたが、イングランドが逃げ切り、2018年ロシア大会以来、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。