歴史を学ぶ『日本サッカー温故知新』の第6回。この連載では日本サッカーが大きく発展した『平成の30年間』を写真と記録で振り返る。平成6年度(1994年度)は一人のサムライが海を渡り、新たな扉を開いた。

JはV川崎が連覇、天皇杯は平塚が制覇

V川崎が広島を下してJリーグを連覇。写真中央の加藤久はこの試合を最後に現役を引退した(写真◎サッカーマガジン)

野口幸司の2得点でセレッソ大阪を下した平塚が天皇杯で優勝した(写真◎サッカーマガジン)

高校選手権の決勝で負けなしだった帝京を止めたのは市立船橋。8度目の出場で高校日本一に輝いた(写真◎サッカーマガジン)

決勝でハットトリックを決めた市立船橋の10番、森崎嘉之。大会得点王にも輝いた(写真◎サッカーマガジン)

◆平成6年度の主なタイトル一覧
Jリーグ:ヴェルディ川崎
天皇杯:ベルマーレ平塚(第74回・94年度)
Jリーグ杯:ヴェルディ川崎
JリーグMVP:ペレイラ(V川崎)
Jリーグ得点王:オルデネビッツ(市原)
Jリーグ新人王:田坂和昭(平塚)
Jリーグ優秀監督賞:松木安太郎(V川崎)
高校選手権:市立船橋高(第73回・94年度)
高円宮杯U-18:清水商高
大学選手権:早稲田大
Lリーグ:松下電器LSCバンビーナ

Jリーグ順位表(1994シーズン)
順位チーム
1V川崎44311344
2広島44291514
3鹿島44271721
4清水44271713
5平塚442321-5
6横浜M44222212
7横浜F4422227
8磐田442024-13
9市原441925-16
10G大阪441529-16
11名古屋441529-26
12浦和441430-35
※年間順位