写真◎Getty Images
10月4日、U-17日本代表を率いる森山佳郎監督は、10月26日(現地時間)に開幕するFIFA・U-17ワールドカップ(ブラジル開催)を戦うメンバーを発表した。C大阪への来季加入が内定し、特別指定ともなっているFW西川潤(桐光学園高)ら、21人を選出した。
上写真=U-20ワールドカップにも参加した桐光学園高の西川。今大会では10番を背負って臨む(写真◎Getty Images)
GSでオランダ、アメリカ、セネガルと激突。「おそらく、僕らのグループが一番厳しい」
10月26日(現地時間)からブラジルで開催される『U-17ワールドカップ』に臨む21人の日本代表メンバーが発表された。5、6月に行なわれたU-20ワールドカップにも参加したFW西川潤(桐光学園高)やGK鈴木彩艶(浦和ユース)、9月1日のJ3第21節 福島戦にG大阪U-23の一員として出場し、Jリーグ史上最年少ハットトリック記録を更新したFW唐山翔自(G大阪ユース)らが選ばれた。
チームを率いる森山佳郎監督は、「U-17代表で“世界”を経験した選手が(将来的に)A代表を支えていくことを目指す上で、この(U-17)ワールドカップは重要な大会になると思っています。(AFC・U-16選手権で)アジアのチャンピオンになり、“アジア王者”として自信を持って大会に参加したい」と、大会への参加意義と意気込みを語った。
また、インドで開催された前回(2017年)大会では、現在スペインのマジョルカに所属する久保建英や、オランダで戦う中村敬斗(トゥエンテ)、菅原由勢(AZ)も活躍した。2年の時を経て成長を重ねた“先輩”のように、「これからブラジルへ経つメンバーも、(U-17)ワールドカップを通して世界に羽ばたいていってほしい」と、指揮官は今大会に臨むメンバーにも期待を寄せている。
「おそらく、僕らのグループが一番厳しいと思うんですけれど、その中で勝ち点1、あるいは1点(ゴール)の重みをみんなで共有しながら戦っていけたらと思います」(森山監督)
選ばれた21人の精鋭が、“サッカー王国”ブラジルで世界の強敵に挑む。