Uー20ワールドカップは現地28日、グループEの第3節が行われた。前日時点で日本は、3試合を終えたA組からD組の各グループの3位のうち、全体で4番目の成績となり、わずかに決勝トーナメント進出の可能性を残していたが、この日、E組の3位になったチュニジアの成績が上回ることが確定。日本のグループステージ敗退が決まった。

上写真=コロンビア戦後、スタンドのサポーターに挨拶するUー20日本代表の選手たち(写真◎Getty Images)

アルゼンチンの地で再び悔しさを味わう

 グループステージ第3節のイスラエル戦で、先制に成功しながらも逆転負けを喫した日本は、グループCの2位から3位に転落。AからFまでの6グループの3位のうち成績上位の4チームに決勝トーナメント進出の権利が与えられるレギュレーションではあるものの、2グループの試合を残して成績で上から4番目となった日本は、極めて厳しい状況に立たされていた(1勝2敗の勝ち点3・得失点は−1)。

 現地28日に行われたグループEの試合で、勝ち点3で並ぶ2位のウルグアイと3位のチュニジアが対戦。得失点差が「−1」である日本が勝ち抜けるためには、どちらかが大量得点で勝利する必要があったが(ウルグアイなら4点差以上、チュニジアなら5点差以上)、試合はウルグアイの1−0で決着。

 この結果、グループEの3位となったチュニジアの勝ち点は日本と同じ3点ながら、得失点差は1となって日本を上回り、グループFの結果を待たずに日本のグループステージ敗退が決まった。

 日本は2003年以降、Uー20W杯に出場した5大会は全て決勝トーナメントに進出していたが、今回と同じアルゼンチンで開催された2001年大会以来のグループステージ敗退となってしまった。


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