シント=トロイデン(STVV/ベルギー)は21日、デポルティーボ・アラベス(スペイン)からFW原大智が期限付き移籍で加入すると発表した。労働許可書が発行され次第、チームに合流予定となっている。

上写真=シント=トロイデンへの加入が決まった原大智(写真◎STVV)

チーム7人目の日本人選手

 STVVに、新たな日本人選手が加わった。先日もFW林大地がサガン鳥栖から加入したが、今回はヨーロッパ内での移籍だ。アラベスのFW原大智が期限付き移籍で加入することになった。

「STVVに加入することになりました、原大智です。たくさんゴールを決めて、チームを勝たせるFWとなり、この1年で更に成長したストライカーになりたいです」

 原は昨季、FC東京からNKイストラ1961(クロアチア1部)に移籍すると、18試合で8ゴールを挙げて評価を高め、今夏にスペインのアラベスへ加入。そして今回、レンタルという形でSTVVに加わった。

 STVVの立石敬之CEOは、「彼に関しては、以前から良く知っている選手であり、今後、日本を代表するストライカーとして、活躍できる可能性を秘めたタレントです。ここで切磋琢磨し、飛躍していってほしいと期待しています」とFC東京のGM時代から知るストライカーの活躍に期待を寄せた。

 原の加入によりSTVVに在籍する日本人選手はシュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊藤達哉、松原后、橋岡大樹、林大地、原大智の7名となった。現在リーグでは3連敗中だが、日本人選手がけん引車となることが期待される。

■原大智(はら・たいち)
・生年月日:1999年5月5日
・ポジション:FW
・出身: 東京都
・身長/体重:192cm/84kg
・経歴:FC東京→NKイストラ1961(クロアチア1部)→デポルティーボ・アラベス(スペイン1部)


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