ラ・リーガ(スペインリーグ)のマジョルカに所属する久保建英は21日、第2節のアラベス戦に先発出場。前半はトップ下、後半途中からは右サイドでプレーし、今季初勝利に貢献した。なお、久保との元同僚対決が期待されたアラベスの原大智はベンチ外だった。

上写真=アラベス戦に先発出場したマジョルカの久保建英(写真◎Getty Images)

原大智との再会は実現せず

 開幕のベティス戦は61分から途中出場した久保は、第2節のアラベス戦で今季初先発を飾った。トップ下に入り、ボールによく絡み、守備の局面でもハードワークして相手の攻撃を制限。セットプレーの場面ではキッカーを務めるケースもあり、前半終了直前にはあわやの場面を演出した。

 後半も、左サイドでボールを運んでのクロスや、右サイドにポジションを移してからもスルーパスなどで存在感を発揮。守備で球際バトルに果敢に挑み、状況に応じたプレーを続けた。

 アラベスのルベン・ドゥアルテが2度目の警告を受けて退場となり、マジョルカが押し込む場面が増えていた80分に、ビジャレアルで久保同僚だった新加入のフェルナンド・ニーニョがゴールをスコア。マジョルカが1点リードした状況の88分に、久保はラゴ・ジュニオールと交代し、ピッチをあとにした。

 試合はそのまま1-0で終了。マジョルカが今季初勝利を飾った。なお、この試合でアラベス所属のFW原大智はベンチ外。久保のFC東京時代の同僚であり、再会も期待されたが、実現しなかった。


This article is a sponsored article by
''.