U-24日本代表DF橋岡大樹が、7月15日にオンラインで報道陣の質問に答えた、東京五輪の初戦が近づく中、コンディショニングに配慮しながら技術の精度を高め、ムードメーカーとしても貢献する決意を語っている。

上写真=U-24ホンジュラス代表戦では80分から交代出場した橋岡(写真◎JMPA毛受亮介)

「左もしっかり練習しています」

 東京五輪の初戦を7月22日に控えているU-24日本代表は、12日のU-24ホンジュラス代表との強化試合で3-1と勝利。15日の練習は紅白戦が予定されており、中2日で試合が進む本番を想定した準備が進められている。

 U-24ホンジュラス代表戦はDF酒井宏樹との交代で80分から出場した橋岡は、中2日での実戦形式の練習について「自分は(後半アディショナルタイムを含めて)15分くらいしか出ていないですけど、中2日での試合はJリーグでも経験していました。きついですけど、みんな同じ条件なので大丈夫だと思っている」とコメント。「早くリカバリーする方法として、試合の日に夜遅くなったとしても、みんなでしっかりリカバリーしている。良い準備、良いリカバリーができているんじゃないかと思う」とチーム内の状況を明かした。

 U-24ホンジュラス代表戦では右サイドバックでプレー。クロスについては「中に合わせるというよりも、スペースを見つけてボールを蹴れば、みんなが入ってきて、良い形で合わせられるんじゃないか。スペースに入れることを意識している」という。左足でのクロスも練習を重ねており、「力が抜けていて、結構良いボールを蹴ることができるようになってきていると思う。切り返してからの左足も練習しなければいけない」と現状を説明。さらにケガや出場停止の可能性を踏まえて「左サイドをやる可能性もあるし、何があるか分からない。臨機応変に対応できるように、左もしっかり練習しています」と語った。

 練習でチームの雰囲気を盛り上げる言動が目立ち、「周りの選手や記者の方からムードメーカーと言われることが多くなった。ムードメーカーという気持ちでやっているわけではないですが、徐々にそう言ってもらえることが多くなって、僕はそういうところも長けているのかなと」自覚するようになったと認める。その上で、チームに貢献する方法の一つとして「暑くて、練習の雰囲気がどんよりしているな、というときは、率先して声を出してチームを盛り上げて、練習を引き締める役割もあると自負している。そういうところでも存在感を出していければ」との考えを示した。


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