日本代表MF遠藤航が、勝ち点ゼロに終わった結果を悔やんだ。カタール・ワールドカップのグループステージE組第2戦でコスタリカと対戦した日本は、終盤の失点で0-1の完封負け。遠藤は課題を指摘しつつ、スペインとの第3戦に目を向けている。

上写真=持ち味の球際の強さを随所に発揮した遠藤だが、結果にはつながらず(写真◎Getty Images)

■2022年11月27日 カタールW杯E組(アフメド・ビン・アリー)
日本 0-1 コスタリカ
得点者:(コ)ケイシェル・フジェール

「とにかく勝ち点3を取りにいきたい」

 日本は開始直後から相手ゴール前まで攻め込み、その後もボール支配率で上回って押し気味に進めた。コスタリカの堅守を崩すプランとして「うまくサイドのところを使いたかった」と明かした遠藤は、さらに「相手にボールを持たせるのは、そんなに問題ない。しっかり守って、逆にウチがカウンターを狙うようなゲーム展開もイメージしながらやっていた」と振り返っている。

 日本は前半のうちに布陣を3バックに変え、ハーフタイムには2人の選手交代を行なった。遠藤は後半立ち上がりの47分、エリア外中央からミドルシュートを放つも、相手DFにブロックされて決まらず。ドリブルでゴール前に侵入してファウルを受け、FKからMF相馬勇紀が直接ゴールを狙う場面もあったが、ゴールとはならなかった。

 なかなか得点できなかった日本に対し、コスタリカは81分に日本のミスを突いて先制すると、その後も堅い守りで日本の反撃をはね返して完封勝利。数少ないピンチで失点して敗れ、遠藤は「最低でも引き分けなければいけない試合だったと思う」と指摘した。

 12月1日、スペインとの第3戦が大一番になる。遠藤は「とにかく勝ち点3を取りにいきたい。まだグループステージ突破の可能性があるので、最後までチームとして戦って、張ってきたい」と力強く語り、ドイツ戦に続く優勝候補撃へ思いを新たにしていた。


This article is a sponsored article by
''.