日本サッカー協会は7日、9日から始まる日本代表のオーストリア合宿およびパナマ戦(13日)、メキシコ戦(17日)に向けたメンバーから堂安律が外れると発表した。理由は、所属するビーレフェルトの事情による。

上写真=10月のオランダ遠征に参加した堂安律(写真◎Getty Images)

最初から大迫勇也は招集できず

 今月5日に11月のオーストリア遠征の参加メンバーを発表した日本代表だが、堂安律がクラブ事情により不参加となった。所属するビーレフェルトはクラブの方針として選手の国外への渡航を許可しないと声明を発表。通常であれば、クラブ側はインターナショナルマッチウィークの期間に代表招集に応える義務が生じるが、現在は新型コロナウイルスのリスク地域への渡航を拒否することができる。

 堂安と同じくドイツでプレーする大迫勇也は最初から招集を見送られていたが、所属するブレーメンが、リスク地域での活動と帰国後に制限があるなどの理由から派遣を拒否していた。

 その他、今回、日本代表に招集されたドイツのクラブに所属する選手は4名。遠藤航(シュツットガルト)、鎌田大地(フランクフルト)、原口元気、室屋成(ともにハノーファー)は日本時間の7日朝時点で、9日に始まるオーストリア合宿に参加予定となっている。


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