なでしこジャパン(日本女子代表)の東京五輪メンバーに最多5人が選出された日テレ・東京ヴェルディベレーザの選手たちがコメントを発表した。DF清水梨紗などが選出の喜び、本番への決意などを語っている。

上写真=東京五輪のメンバーに選出された清水(写真◎東京ヴェルディ)

ベレーザは設立40周年の節目の年

 6月18日に発表された、なでしこジャパンの東京五輪メンバー18人。ベレーザからは1クラブ最多となる、DF清水梨紗(しみず・りさ)、DF宮川麻都(みやがわ・あさと)、DF北村菜々美(きたむら・ななみ)、MF三浦成美(みうら・なるみ)、MF遠藤純(えんどう・じゅん)の5人が選出された。またバックアップメンバー4人のうちの1人に、MF木下桃香(きのした・ももか)が選出されている。

※なでしこジャパンの東京五輪メンバー
https://soccermagazine.jp/nadeshiko/17461052

 なでしこジャパンは21日に集合して東京五輪への準備を始め、7月上旬にいったん解散。再集合して7月14日にサンガスタジアム by KYOCERAで親善試合を戦い(対戦相手は未定)、21日に東京五輪のグループステージ初戦でカナダと対戦する。

 18人に選ばれたベレーザの5人および関係者のコメントは以下の通り(一部抜粋)。

●清水梨紗
「本当に、素直に、すごくうれしいです。18人という少ないメンバーの中だったので、選ばれていない選手たちの分も本当に頑張らなければいけないという気持ちです。初めてのオリンピックということで、楽しみながら、その中でチームが金メダルを取ることを目標として、試合に勝つことに一生懸命、自分ができる仕事をできればいいかなと思います」

●三浦成美
「すごく緊張していたので、名前が呼ばれた瞬間は、とてもホッとして、本当にうれしかったです。東京オリンピックに出られるのは本当に光栄なことですし、一つひとつのプレーにこだわることや、ワンプレーワンプレー、一瞬一瞬に気持ちを込めて、思いを前面に出して頑張りたいと思います」

●宮川麻都
「選ばれたことに対して、すごくうれしい気持ちと、日本を代表する選手として、自覚と責任を持って戦わなければいけないという気持ちでいっぱいです。史上初の金メダルを取って、また日本での開催ということで、9月12日に開幕するWEリーグにつながるような大会にしたいと思います」

●北村菜々美
「自国開催ということもあり、絶対にメンバーに選ばれたいと思っていたので、名前を呼ばれたときは、すごくうれしかったです。目標は、チームとしては金メダル。個人としては、たくさんの試合に関わり、日本の勝利に貢献できるように頑張ります」

●遠藤純
「オリンピックは小さい頃からの夢の舞台だったので、自分が選ばれたことは、すごくうれしいです。前線の選手として、結果を残すこと、チームに貢献できるプレーで、金メダルを取りたいと思います」

●中村考昭・代表取締役
「日本女子サッカーのリーディングチームであるベレーザを代表し、また日本を代表して、オリンピックという世界の舞台で、その持てる力を発揮してくれることを大いに期待しています。皆様、ぜひ一緒に、なでしこジャパンを応援していきましょう!」

●竹本一彦監督
「ベレーザ設立40周年の節目の年に、ホームタウン東京で開催されるオリンピック、なでしこジャパンに、ベレーザから5選手が選出されたことをうれしく思います。選手たちには、日本女子サッカー界をけん引してきたベレーザの歴史、伝統、財産、そしてメンバー入りにチャレンジ、応援してきたすべての人の思いを胸に、思う存分、伸び伸びと世界に立ち向かい、金メダルと獲得してほしいと思います」


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